第肆話 ページ5
冨岡side
『義勇さん、お茶菓子なんにされますか?それとも頼みませんか?』
Aが俺の横に腰掛けて、注文を聞くが、今日は茶菓子じゃなくて、
Aと話すためにここにきた。
「ここにいて、話だけしてくれればいい」
『あ、じゃあ畑の話をさせてください。今年も鱗滝さんの畑は大根がたくさん生えていましたよ。
鮭大根でも食べに帰ってはどうでしょうか?帰るときは私もご一緒させてもらいますけど。』
そういえば最近はずっと鱗滝さんのところに帰れていない。
Aに今会っているのも三ヶ月ぶりぐらいだと思うし、柱への要請はそこそこ少ない。
「機会があったら帰る」
『あ!はい!待ってます!』
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Aside
「A。
突然の質問だった。義勇さんは全然表情を動かさないから、
何を思っての質問かは全くわからない。でも、気づかってくれてるのかな。なんて。
私と茶菓子屋営む雅夫婦は、血の繋がりがない。つまり義理の家族だ。
元々私は、親を鬼に殺されたみなしごで、どうしようもなく生きてるところを、
雅夫婦に助けてもらった。義理の家族は、気まずかったり、あれこれあると思うけど、
うちは上手くいってると思う。 私は義勇さんの質問に大きく頷いた。
『はい!楽しいですよ!』
「俺と雅夫婦ならどっちをとる?」
また、雅夫婦のこと?
『どっちも好きですけど…うーん。難しいですね』
「そうか。」
義勇さんは私の質問を聞くと、しばらく黙って何かを考えてるみたいで、
私が俯いてる義勇さんの顔を覗き込むと、「やめろ」と若干怒り気味に言われた。すみません。
そして、義勇さんは考えがまとまったのか、パッと顔を上げた。
「俺の屋敷に住まないか」
『義勇さんの屋敷?』
柱の屋敷だ。もちろん大きい。
しかもなかなか会えない義勇さんにたくさん会えるし、
みなしごの私が雅夫婦に迷惑をかけることもこれで無くなるかもしれない。
「どうだ?住むか?」
『住みたいです…!!』
____________
急展開過ぎですよね〜…。申し訳ないです!
雅夫婦の簡単な設定を書いときます。
覚える必要はないです!みなくてもいいですし、適当に流してもらっていいです!
町で一番の美女と言われている
接客が上手
茶菓子作りが上手い
無口だけど、表情がよく喋る
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惡者(プロフ) - つららうめさん» コメントありがとうございます!義勇さんは可愛いですよね(真顔)更新頑張りますね!応援ありがとうございます! (2019年7月25日 23時) (レス) id: b27bb07fee (このIDを非表示/違反報告)
つららうめ - 義勇さん可愛い義勇さん可愛い義勇さん可愛い義y(ry) 本当にこんな素晴らしい小説を恵んで下さりありがとうございます!無理せず頑張ってください!応援してます!! (2019年7月25日 22時) (レス) id: 43324b4bf2 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - あーい (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
悪者(プロフ) - 布袋尊さん» はい!応援ありがたきです! (2019年6月9日 23時) (レス) id: e6916f4e47 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - はい!めっちゃ頑張れ! (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年5月4日 17時