ポートマフィアの暴虐姫は青春したい！【文スト･ハイキュー】

えっと ページ14

ああああああああ！！！！


どうして好きな人いないのに、


いるって言っちゃったんだよ…！！


…好きなタイプか。


なんだろ。少女漫画を見てきて、キュンとした


ことは何回もあったけれど、


本物の恋はキュンレベルじゃないと思う。


まぁいいや。


現実でキュンとしたことあったけな。


…あるけど、あるんだけど！なんかむかつく。


太宰さんにキュンとしたことあるんだけども！


太宰さんは顔はいいんだよ。顔は。顔だけね。


あ！中也もキュンとしたことあるじゃん！！


もう、中也でいいや。


中也の特徴言っとけば、なんとかなるよね！


…あー、くそ。チビゴリラしかでてこねぇ。


なぜだ。なぜか、中也の特徴を思いうかべたら


チビゴリラしかでてこねぇ。


あ、脳筋？帽子？チビ？


…結局、チビゴリラなんだよな。


それに引き換え、太宰さんは？


顔はいいんだよ！ちくしょう！！


包帯を巻いていて、自 殺好きで、強いんだよ…。


もうそれでいい。タイプは太宰さんでいいや。


「えっと、タイプは顔がよくて、背が高くて、」


ここまでクラスの人は普通だと思っていた。


そこから先が変人が好きな人と認識された。


「包帯を巻いていて、自 殺好きで、仕事を
サボってるけど友達思いだし、まぁ顔はよくて…、
まぁそれぐらいかな」ﾌｯ


私は少し悲しそうに笑ってしまったかも


しれない。


自分で、思った。なんか、すごい変な人を


好きになっているみたいだ、と。


中也はチビゴリラしか出てこないのに、


太宰さんだと中也よりぽんぽんでること。


どうしてだろうな。


まぁ、いいから、はやく私を席に座らせてよ。

まだかな？？？→←さ、飛ばすよ！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す