虹色に裏切られた白色の天才【黒子のバスケ】【男主】

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暗闇の中でたった1人。


誰も居ない。何も聞こえない。何も無い。
真っ暗な空間が永遠に続いていた。


(祥吾、ナッシュ、シルバー、真、霧崎のみんなも、俺から離れていくのか…？
俺はまた、大切な人を失うのか…？)


そんな恐怖に押し潰されそうだった。


怖くて怖くて仕方なかった。
そんな気持ちが渦巻いていた。


目をゆっくり開けるとみんながコートへ戻っていっていた。


俺も立ち上がりコートへと戻る。


そして最終の第4Qが始まろうとしていた。


俺は初っ端からゾーンへと入り点を取り続けた。


そんな時、シルバーが敦に怪我をさせた。


俺はそれを見ても何とも感じなかった。
ただただじっと見つめていた。


真｢声かけなくていいのかよ？｣


『必要ない。あいつが怪我しようが俺には関係ない事だ。』


冷たくそう放つ。


敦の代わりにテツヤが中へ。


そして試合は再開した。

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