虹色に裏切られた白色の天才【黒子のバスケ】【男主】

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入部に何か必要なテストみたいなのがあるのかと思っていたが、どうやら無いようだ。


その代わりに入部後、すぐにテストがあった。


軍分けをする為らしい。


俺は全力でテストに挑んだ。


だが、周りを見れば俺と同じぐらいのやつやそれ以上のやつもいて気分が高まった。


テストが終わり、主将の虹村さんが集合の声をかけた。


監｢まずは三軍を発表する。｣


三軍で俺の名前は呼ばれなかった。


(なら俺は二軍ぐらいか。このテストで一軍になるやつ居ないらしいからな。)


そう呑気に考えていた。


監｢では、二軍を発表する。｣


次々と色んな人が名前が呼ばれていくのに俺の名前は呼ばれなかった。


(ははっ、俺は落ちたのか。このテストに。)


そう考え、溜息をつきながら帰ろうとした。


監｢一軍を発表する。｣


(今なんつった？一軍？こん中に一軍に行けるやつ居んのかよ！？)


ピタッと足を止め監督の方を向いた。

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