顔が熱い ページ44
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「な、何だよ、お前」
『お菓子は、ちゃんとお金を払って買わないといけないんですよ?』
「それ位知ってるし!」
『なら、ポケットのお菓子をレジへ持って行かないと』
一人の小学生の腕を引っ張ると、ポケットからバラバラとお菓子が零れ落ちた。
すると突然、小学生は腕を振って私を突き飛ばし、走り出してしまった。
他の仲間もそれに続いて行く。
『あっ! コラッ!』
私は慌てて店を出て、小学生達を追い掛ける。
私は懐から紙テープを取り出し、小学生達の背中目掛けて投げた。
紙テープは長く伸びて一人の小学生の脚に絡みついた。
小学生はバランスを崩してこけた。
前を走っていた二人が立ち止まって振り返る。
すると、誰かがその二人の襟首を掴まえた。
「窃盗の容疑で逮捕だ、坊主達」
織田作さんの手に掴まれた少年達がジタバタと暴れていた。
『お、織田作さんっ!?』
「ん? A? 買い物か、ご苦労だな」
『は、はい。織田作さんはお仕事ですか?』
「あぁ、盗難事件の調査だ」
何でもここ最近商店街で商品が盗まれる事件が発生していたそうだ。
この商店街はポートマフィアの傘下であるので、織田作さんの所にその調査の仕事が回っていたらしい。
その後、お店の店主が走って来て、小学生達は揃って説教を食らっていた。
買い物に戻ろうとした所、織田作さんが近付いて来た。
「万引きの犯人を追ってくれてありがとな」
そう云いながら、私の頭に手を置いた。
『い、いえっ! ……お役に立てて、良かったです』
織田作さんは、まだ仕事が残っていると云う事で、その場を去って行った。
残された私は、自分の頭を撫でた。
『……褒められたっ』
顔が熱くなる程、嬉しかった。
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ネコぱふぇ(プロフ) - 名無し28935号さん» ご名答! 勝手に拝借しましたぁ('Д')ハハハ (2018年1月24日 1時) (レス) id: 20fe41653a (このIDを非表示/違反報告)
名無し28935号(プロフ) - 竹一って人間失格の耳だれの男の子ですよね!!!!!!!!!!!(違ったらすいません) (2018年1月24日 0時) (レス) id: 8c7fb5ba75 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - なーさんさん» ご指摘の部分はちょっと加えて修正済みです。応援ありがとうございます! (2017年12月26日 1時) (レス) id: 20fe41653a (このIDを非表示/違反報告)
なーさん - ネコぱふぇさん» いえいえ(汗)これからも楽しみにしておりますので頑張ってください!応援しています(*´ー`*) (2017年12月26日 0時) (レス) id: addadc6628 (このIDを非表示/違反報告)
ネコぱふぇ(プロフ) - なーさんさん» ぐふぅ……ホントだ勉強不足で済みません(/ω\)ご指摘感謝します!これからも頑張ります! (2017年12月25日 21時) (レス) id: 20fe41653a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネコぱふぇ | 作成日時:2017年12月4日 0時