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一件落着 ページ17

〜若武side〜

アーヤの母親は、カンカンに怒っていた。
そりゃ、上杉、言い過ぎだろ。
正論だけどな。
もし相手が男だったら、ぶん殴ってたぞ? 俺。
アーヤを傷つけるなんて。
人間じゃねー。

「あんた、態度悪いわね。学校名と名前を言いなさい。」
上杉は得意そうに鼻で笑った。
ムカつく。地味に。
「開生付属中学校二年、秀明二年、サッカーチームKZ中等部所属の上杉和典です。」
学校を聞いて、態度が一変‼
「あら、開生なんて、凄いわねえ。感心‼許してあげるわ。」
「成績だけで決めつけんじゃねーってさっきっからいってんだろお?!」
アーヤの母親は、信じられないという顔をし、くるっと回れ右して帰っていってしまった。

見ると、アーヤが涙ぐんでいた
「皆、ほんとにありがとう。。。皆がいなかったら、私は生きる価値がないよ。」
「仲間なんだから、あたりまえだろ。」
「ん。」
「いつでも相談してね。」

黒木が兄貴に向かっていった。
「突然伺ってしまって、すいません。少しの間、お邪魔してもよろしいでしょうか?」
「ああ、全然いいよ。おまえたちはヒーローのようだ。ところで、どうして、こんなに色々わかったんだ?」

ここはリーダーが派手に決める出番だと思って、咳払いをした。
「ここは我がKZのリーダー、エースストライカーの若武和臣が説明いたします。」

「あああ。。。若武劇場のはじまりだ。行こうぜ。」
俺が話していると、皆はアーヤを連れて家に入っていってしまった。

めでたし、めでたし→←急なお客たち2



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ねね - すごく面白かったですー!『クソババア』と言っていたとか1人で大爆笑していたところとか何か!こう、、いろんなところが滅茶苦茶面白かったです! (2021年5月16日 14時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
Aoba(プロフ) - 頑張ってください!応援しています。 (2020年4月9日 18時) (レス) id: 77f3349879 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白かったです!楽しませてくれて、ありがとうm(_ _)m (2019年3月25日 13時) (レス) id: 5a9099a0c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - smyさん» レス遅れてしまって、大変申し訳ありません!リク、ありがとうございます!今は、ヤバいほど掛け持ちしてて、書こうとしている小説が、大量なので、それが落ち着いてきたら是非書きたいです! (2018年5月10日 8時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
smy - 続編!!!!!!?個人的な意見なんですけど、浜田の文化祭にKZ+裕樹さんが行って一波乱…みたいなのをお願いします。できればで全然OKです! (2018年4月30日 21時) (レス) id: abfddd4c56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒木玲奈 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz  
作成日時:2018年3月31日 20時

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