会議2 ページ14
〜上杉side〜
「皆集まったな。じゃあ、俺から報告だ。」
若武、テンションが高いのか低いのか。。。
「昨日、俺と上杉で、立花ん家の様子を見に行ったんだけど、」
ちぇ、俺を巻き込むなよ。
まあ、俺だけが行ったって言ってもカッコ悪ぃーけどな。
黒木達が一斉に声をあげる。
「動くなっつっただろお?」
「そう言う約束だっただろ?」
「ん、僕達もずっと心配してたんだよ?」
「悪かった。。。 アーヤの部屋の窓から覗いただけなんだ。そしたら、アーヤがいなかったんだ。クローゼットが全開になっていて、服が全部なくなってたんだ。机のものも無くなってた。誘拐にしちゃ、おかしいし、引っ越しつったって、母親がいるんだ。美門、アーヤは学校いったのか?」
「来てなかったよ。七鬼と二人で、心配してたんだ。」
「黒木ぃ、どう思う?」
「アーヤん家に、車は何台あったか?」
「。。。覚えてねえ。。。」
バカだなあ、と思いながら口を開く。
「一台しかなかった。白いやつだ。」
黒木はじゃあ、わかったというようにうなずいた。
「アーヤは多分、兄貴と、兄貴の家にいったんだ。引っ越したのもあり得る。しかし、100%確かではない。もしアーヤの身の何かあったら心配だから、いちお、家の
場所を突き止めて、様子を見に行って見るか。異議はあるか。」
俺は首を横にふった。
「よし、諸君、多数決により、これからのKZの方針は、アーヤの兄貴の家を突き止めて、様子を見に行ってくるということだ。実行日は、今日、時間はいまだ。急いだ方がいい。アーヤが安全だとは限らないからな。黒木、場所は特定できたか?」
ああ、いつも思うんだけどさ。
こいつ、こんなに気取らなかったら結構いいリーダーなのにな。
黒木はスマホをいじりながら答えた。
「ああ、分かった。自転車を飛ばしたら、二十分ほどで行ける。行こう。」
「おお‼」
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ねね - すごく面白かったですー!『クソババア』と言っていたとか1人で大爆笑していたところとか何か!こう、、いろんなところが滅茶苦茶面白かったです! (2021年5月16日 14時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
Aoba(プロフ) - 頑張ってください!応援しています。 (2020年4月9日 18時) (レス) id: 77f3349879 (このIDを非表示/違反報告)
樹 - すごく面白かったです!楽しませてくれて、ありがとうm(_ _)m (2019年3月25日 13時) (レス) id: 5a9099a0c6 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - smyさん» レス遅れてしまって、大変申し訳ありません!リク、ありがとうございます!今は、ヤバいほど掛け持ちしてて、書こうとしている小説が、大量なので、それが落ち着いてきたら是非書きたいです! (2018年5月10日 8時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
smy - 続編!!!!!!?個人的な意見なんですけど、浜田の文化祭にKZ+裕樹さんが行って一波乱…みたいなのをお願いします。できればで全然OKです! (2018年4月30日 21時) (レス) id: abfddd4c56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒木玲奈 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz
作成日時:2018年3月31日 20時