銀魂 3年Z組 銀八先生 〜you恋しちゃいなyo☆〜2

第四十九話〜なんで？〜 ページ3

放課後…
家に帰ろうと下駄箱の前に立つ…
でも朝の事を思い出して開ける事が出来ない…
…どうしよう…怖いよ…開けられない
身体が震えて動けない…
俯くと…涙が出て冷たい床に落ちた…
？)「どうかしたんですかぃ？」
？)「A…？」
その二つの声に振り向くと…
沖)「何かあったんですかぃ？」
土)「……」
沖田さんと土方さんがいた…
僕は無視して再び下駄箱と向かい合った…
震える手で下駄箱に手を掛ける…
でもやはり怖くて開ける事が出来ない…
沖)「…もしかして開けるのが怖いんですかぃ？」
沖田さんは僕の方をじっと見た…
土方さんは顔を反らしたまま…
何も返す事が出来ない…
沖)「A？」
そう言って僕にゆっくりと近付いて来る…
沖「開けてやりやしょう」
バッ…沖田さんが下駄箱を開けた…
あ)「…っ！……？」
そこには血だらけの黒猫も血溜まりもなくなっていた…
でも手紙が入ってた…
開いて読んでみると…
【Aへ
お前…血溜まりとか苦手なんだな？自分の血溜まりは平気な癖に…片付けて置いたから怖がんなよ？俺が出来る事があったら遠慮なしで言えよ？俺は何があっても裏切らないつもりだから…
前の事は謝るよ…本当にすまなかった…これからはお前を信じるよ…お前は…信じなくてもいい…
じゃあそう言う事でまた明日な？
坂田銀八より】

何で？朝…酷い事を言ったのに…こんな事が出来るの？

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