現実ってそううまくいかない...わけでもないんだよね〜黒バストリップ〜Part6

〃 ページ24

＊


鈴村おーい


鈴村終わったー?



『……』


いかん、早く戻らないと。

他の誠凛メンバーはというと、一足先に控室に戻っている。さっき黄瀬君に言った通り、秀徳対銀望のスコアを記入しに行くために断って別行動を取っただけなのだ。

あまり帰りが遅いとまたリコさんを心配させてしまう。逆エビの刑だけはゴメンだ←



『・・っ!?』



と、曲がり角を曲がった時、誰かとぶつかりそうになる。すんでのところで衝突は免れたが。



緑間「…？」


『………』


気配を感じ取ったのか、眉間にしわを寄せてこちらを向いたものの、私を見つけられていないようだ。


いやー、ミスディレ(ry使っといて良かったわ。←





高尾「お、Aちゃんじゃん」

『………』←


そ う 思 っ て た 時 期 も あ っ た な ー




_________


in 誠凛控え室



______ﾋﾟﾛﾝｯ





Aごめん黒山君


Aちょっと遅れるってリコさんに言っといて下さい



「……?」


鈴村ぇ、何があったの

A秀徳の一年に足止めされてるとでも言っておこう

鈴村了解。伝えとく




「カントクー、りっさんが、秀徳の一年達に絡まれてるので遅れるそうでーす」←

リコ「え、大丈夫なのそれ!?」



______




『さて。連絡も、し終わったからいいとして…


引き止めてまで言いたいことがあるんだろ



秀徳のエース様?』

緑間「その呼び方は止めろ。俺には、緑間真太郎という名前があるのだよ」



___だったらもうちょいこっちの都合も考えるべきだと思うよ。

言ってもどうせ無駄だから言わないが。



緑間「単刀直入に聞く。



何故、誠凛を選んだ」

『何故…と、聞かれましても。というか、志望校選択は個人の自由でしょう?』



そういや、緑間君って変なところで頑固になるよな……おは朝が絡むと特に←

これだから『変人』とか言われるんだよ



___と、その時。



？「…その通り。もうすぐ試合だってのに、他校の生徒に声かけるのが秀徳生か?



高尾に緑間ｧ…てめーら何ちょろちょろしてやがんだコラ…!!!」

高尾「みっ…




宮地さん……」

〃→←接触と企み(笑)←

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す