〃 ページ15
優side
日向「わかった…じゃ、1年同士津川は頼むわ、黒子、鈴村。」
火神「ちょっと待ってくれ…ださい!!キャプt…ぶふっ!?」
「落ち着いて下さい」
まだ納得していない様子で、日向さんに対して口を開こうとしている火神君。
このままだと埒が明かないので、握られていない方の手で先ほど黒子がやっていたビンタ(:イグナイトVer.)を御見舞した←
火神「っにすんd…ですか!!」
「火神君、燃えすぎです。ちょっと、頭冷やしててもらえますか」
火神「……ッな!?」
不意打ちを食らったらしく、怒りの表情をこちらに向けてきたが、何故か、僕の目を見るなり口を閉ざした。冷や汗をかきながら←
「…今は、黒子や先輩方を信じましょう。君が信じなくて、誰が信じるんですか。」
火神「……けど、」
「気持ちは分かります。だけど、今の君だと津川君の思うツボです。確実にまたファフル取るでしょうね。
……あといつまで腕掴んでるままなんですか。爪が食いこんで地味に痛いんですが」←
火神「うっ…;すみません」
そういえば、火神君にこうやって注意したことなかったな。彼も驚いたのだろう。何だか先ほどとは打って変わり、腰が引けている。
___ポンッ
と、そんな彼の肩に、そっと乗せられた一つの手。
「火神、次の試合……秀徳と、戦うんだろ?」
火神「…!!」
「それまで、エネルギー温存でもしとけよ」
そう言って、彼___鈴村は、黒子と共にコートへと入って行った。
その背中が、いつもより逞しく思えたのは気のせいだろうか。
火神「余計なお世話だっつーの……」
ボソッと聞こえた方を見やれば、未だ吹っ切れたとは言えないが。
彼……火神君の、イライラした感じが無くなったのは、間違いではないと思いたい←
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藍斗 - おもしろかったです! 更新頑張ってください 応援してます! (2016年9月10日 11時) (レス) id: 74bee11643 (このIDを非表示/違反報告)
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