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優side



日向「わかった…じゃ、1年同士津川は頼むわ、黒子、鈴村。」


火神「ちょっと待ってくれ…ださい!!キャプt…ぶふっ!?」


「落ち着いて下さい」



まだ納得していない様子で、日向さんに対して口を開こうとしている火神君。

このままだと埒が明かないので、握られていない方の手で先ほど黒子がやっていたビンタ(:イグナイトVer.)を御見舞した←


火神「っにすんd…ですか!!」


「火神君、燃えすぎです。ちょっと、頭冷やしててもらえますか」


火神「……ッな!?」



不意打ちを食らったらしく、怒りの表情をこちらに向けてきたが、何故か、僕の目を見るなり口を閉ざした。冷や汗をかきながら←


「…今は、黒子や先輩方を信じましょう。君が信じなくて、誰が信じるんですか。」


火神「……けど、」


「気持ちは分かります。だけど、今の君だと津川君の思うツボです。確実にまたファフル取るでしょうね。


……あといつまで腕掴んでるままなんですか。爪が食いこんで地味に痛いんですが」←


火神「うっ…;すみません」


そういえば、火神君にこうやって注意したことなかったな。彼も驚いたのだろう。何だか先ほどとは打って変わり、腰が引けている。


___ポンッ


と、そんな彼の肩に、そっと乗せられた一つの手。


「火神、次の試合……秀徳と、戦うんだろ?」


火神「…!!」


「それまで、エネルギー温存でもしとけよ」



そう言って、彼___鈴村は、黒子と共にコートへと入って行った。


その背中が、いつもより逞しく思えたのは気のせいだろうか。



火神「余計なお世話だっつーの……」



ボソッと聞こえた方を見やれば、未だ吹っ切れたとは言えないが。

彼……火神君の、イライラした感じが無くなったのは、間違いではないと思いたい←

〃→←〃



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藍斗 - おもしろかったです! 更新頑張ってください 応援してます! (2016年9月10日 11時) (レス) id: 74bee11643 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年6月4日 10時

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