現実ってそううまくいかない...わけでもないんだよね〜黒バストリップ〜Part2

無理はするなよ ページ32

優side




『教えてやるよ』





『本物の“仲間”の意味を...。』







「..っ..。」







僕は全く気にしてないのに。
本当に君はいつも何だかんだ言いつつも、面倒事には首を突っ込むんだな。





「...関さん!!?大丈夫なのりっさんは!!?」



「...分からない。」



鈴村が心配そうに聞いてくるが。




本当に分からない。確かに、彼女..りんちゃんはスリーポイントシュートを得意とするが。







..彼 女 は 、 他 に 何 が 出 来 る ？







自分で言うのもなんだけど、僕はジャンプ力が飛び抜けてるから、ダンクの他にもカットとか普通のシュートとかはできないこともない。




鈴村は、瞬発力に優れてる。10人はいる相手を抜かして、ダンクするぐらいだから3人の中では彼が一番かもしれない。





..だったら






彼女から、りんちゃんから






ロングシュートを除けたら








彼 女 に は 一 体 何 が 残 る ？






「りんちゃん..。」





「関さん..。」





虹村「..大丈夫だ。」







虹村さんが僕と鈴村の肩に手を置いたらしい。






虹村「シュートは..」















────────────ﾊﾞｷｬｯｯ!!









「..りっさん!!?」






「!!?」








...りんちゃん。







虹村「ただ“入れる”









だけじゃ、ないんだぜ？」ﾆﾔｯ








「..スゲェ..」







「......oh......」←









...無理はするなよ

ただ“入れる”だけじゃない→←賭け事

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