約束な？ ページ21
鈴村side
「...。」
『...。』
「えーっと??」
話した後、空気が凄く重くなった。
『黒山君..。』
遠慮がちに、りっさんが口を開いた。
「..何？」
やはり、記憶が消えているのを気にしているのか。
『..普通のトリップだったね。』←
「ぇ？」←
「あぁ。聞いて損した。」←
え？なんなのこの人たち。記憶消えてんのにドコにガッカリしてんの??←
『黒山君のことだから、人生が嫌になってボタンを押して、やり直し続けた挙句、結局始発の電車に飛び込んだのかと..』←←
「それ人生リ●ットボタン!!」←←
「えー(ㅎ.ㅎ)僕は猫を追いかけてトラックに轢かれたのかと..」←←
「それカゲ●ウデイズ!!」←←
「へぇー..上手くまとめられてるな。」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
『ホントだー。鈴村さんすごー。』
「あ、ちょっと!!」
いつの間にか関さんが、例のノートに目を通していた。どうやって見つけたかは置いといて..
「..わかってんの?関さん、りっさん..アンタらの存在消されてんだよ!!?」
つい、大きい声を出してしまった。2人は、ちょっと驚いた顔をすると、真剣な目になった。
『黒山君。確かに、私もこの世界に来た時は不安だった。..けどね、』
『黒子君に出会って、灰崎君と虹村さんに出会って。』
『楽しいと思ったんだ。原作に関わるってことが。』
『..優ちゃんと再会できたし。』
「..りんちゃん..。」
『...黒山君にも会えたしさ。』
「..りっさん。」
さっきまで黙ってた関さんも俺を見つめて、話し出した。
「...鈴村。確かに僕らの存在が消えてるのは一大事だけどな」
「お前もトリップしたということは、きっとお前の存在も消えてる」
「..ｯ..」
確かにその通りだ。俺は願った。2人を忘れたくないと、もう一度..会いたいと。
「此処にはりんちゃんもいるし、お前もいる。」
「しかも、最強設定までついてる。」
「つまり、まぁ..」
「つまり??」
「僕らは無敵ってこと。」
頬をぽりぽり掻きながら、関さんは言った。
「(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫww」←
それを見て
『無敵..確かにそうだけどっ..ｗ』
「何ですか..」←
大丈夫だと、思ってしまった。
『ごめんごめん..じゃ、約束な？』
そう言うと、りっさんは拳を突き出した。
「とりあえず、原作を楽しんでこーぜ！」
「おうよ!!」
..ｺﾂﾝｯ
三つの拳が、ぶつかった。
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琥珀色キャンディ(プロフ) - トリップ！男装！オリキャラ！(*(((*((о∀о))))*)) (2016年3月7日 1時) (
レス) id: 92a4363125 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ハルトさん» コメントありがとうございます！気にしてくれて嬉しいです！更新頑張ります！ (2016年1月22日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ハルト(プロフ) - すっごく面白いです♪いったいモブ君達になにを頼んだのか気になります！これからも更新頑張って下さい。 (2016年1月22日 19時) (レス) id: 641d57e5fb (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 萌緩さん» コメントありがとうございます！トリップいいですよね！評価もありがとうございます！ (2016年1月5日 17時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
萌緩 - こんにちは!!読ませて頂きました〜! トリップっていいですよね羨ましいですよね行きたいですまじで(一気) あ、評価もさせていただきます! (2016年1月5日 12時) (レス) id: 529035b572 (このIDを非表示/違反報告)
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