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桃「Aおめでとう！！」
『ありがとう、さつき』
黄「言っときますけど、ウェディングドレス着たAはすっごく綺麗ッスからね！」
『ちょっと、』
黒「期待してます(ﾆｺｯ」
緑「まさか黄瀬と結婚するとはな」
黄「どういうことッスか！」
『まだ籍は入れてないんですけど...』
黄「Aまでそういう事言わないで！」
火「......なぁ、今日青峰は来ないのか？」
『...はい。来ないと思います、お兄ちゃんは』
黄「...」
私が意識を失ったあの日のすぐ後、
お兄ちゃんはアメリカへ行ったらしい。
目が覚めて、そこにはもうお兄ちゃんはいなかった。
それからは涼太にも支えてもらい、
みんなとも仲良くなれた。
そして今日は_______________________
私と涼太の結婚式。
...あの日を最後に、
私は1度もお兄ちゃんと会っていない。
桃「それじゃあまた後で！」
『うん。ありがとう、みんな』
1人残された控え室。
鏡を見れば、あの頃とは違う笑顔をした私がいた。
『...そろそろ着替えないと......』
係りの人を呼びに行こうとしてドアを開けると、
廊下には花束が置かれていた。
『これ__________ブルースター？』
ズキッ..
頭が痛む。
思いっきり頭を叩かれたような痛み...
廊下の奥から聞こえてくる賑やかな声。
それを聞くと、妙な違和感を感じる。
私が望んだのは.....こういう結婚式だっけ？
大きな式場。
たくさんの招待客。
とても賑やかで、きっと一生の思い出となる。
『これ...っ』
花束のカードには、
ブルースターの花言葉が書かれていた。
”幸福な愛”
”信じ合う心”
『あ....』
__________”俺はAを信じてるからよ”
『.......これ買うとき、恥ずかしくなかったのかな....？(涙』
________”お前の喜ぶ顔が見れればいいんだよ”
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『...私前までね、結婚式は絶対に派手にやるんだって思ってた。
でも....こういうのも悪くないなぁって。
誰もいない浜辺で、2人だけの結婚式をするの。
ウェリングドレスじゃなくて白いワンピース着て、ブーケの代わりにブルースターの花束海に投げたりしてさ。
2人で寄り添って夕日見ながら、"綺麗だね"って.....』
青「楽しそうだな(ｸｽｯ」
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ざくみん(プロフ) - すっごい感動しました(T_T)ほかの小説も読ませていただいています^^*おかげで最近なみだもろいです(笑)夢小説でガチ泣きする痛い私ですが、応援してますので頑張ってください♪ (2016年8月20日 0時) (
レス) id: 265ecc2e05 (このIDを非表示/違反報告)
青☆京(プロフ) - とても感動しましたー(´;ω;)こんな素敵な作品書いてくださって感謝です！ (2016年2月25日 21時) (レス) id: ddf5587bc9 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 黄瀬ェ…(;_;) お前も幸せになれよ←w 素敵な作品ありがとうございました！ これからも頑張ってください！ (2016年2月24日 22時) (レス) id: e4ec6b0681 (このIDを非表示/違反報告)
ユンシカ - うぁぁ……切なすぎる！！そして黄瀬くんカッコいい……黄瀬くんも幸せになれればいいな！ (2015年9月28日 17時) (レス) id: 9cb78d64a3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - サクサクさん» たくさんのコメント嬉しかったです！ありがとうございました^ ^ (2015年7月10日 21時) (レス) id: 13460b3430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2015年5月15日 20時
