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4月。
ひらひらと桜が舞う中、
ある事を願いながら学校へと向かう。
青「お前緊張してね?」
『だって...』
...大輝と同じクラスになりたいし。
青「双子は一緒のクラスにはなんねぇよw」
『まだわかんないじゃん!』
青「せめて近くのクラスになる事祈ってろw」
『...』
大輝は同じクラスになりたくないのかな?
...私ばっか張り切ってて馬鹿みたい。
青「....今まで通りだからな。ちゃんと屋上来いよ?」
『え..』
青「俺だってもっとお前といたいんだよ」
『大輝...w』
青「っ、笑ってんじゃねぇ!///」
せめて隣のクラスがいい!
そう思ったのに....
『なんで…!?』
私1組、大輝8組。
1番遠いじゃん!(汗
『...はぁ......』
やっぱり、この恋は応援されてないんだね。
双子がクラスが離されることは当たり前だった。
でも今はそれさえも辛い。
「あっ、青峰さんも同じクラスなんですね!」
『え?』
振り向くと女子数人が私を取り囲んでいた。
『あ...えーっと、よろしく?』
「青峰さんと同じクラスなんてほんと嬉しいです!!」
「よかったら友達になってください!」
『うんっ、もちろん!』
なぜ敬語なんだ?
でも......私さつき以外の友達初めて出来ましたよ!!!
なぜか今まで友達ができなかった。
みんな遠巻きに見てくるだけ。
「え、青峰さん気付いてないんですか?」
『え?』
「青峰さんってすごい人気あるんですよ?」
「そうそう!」
へ?
私が人気?
じゃあなんで今まで友達が...
「それはみんな青峰くんを恐れてたんですよ?」
『大輝?』
「特に男子なんかは、少しでも青峰さんに近づいたら青峰くんからの視線が怖いって」
『...』
そうだったんだ...。
なんか、ちょっと嬉しいかも。
心配して見てくれてたってことだよね?
「あ、そういえば青峰さんって彼氏いるんですか?」
『え...っと、いるよ?』
「やっぱり!」
「青峰さんの彼氏って_________________
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_________________黄瀬くんですよね!?」
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ざくみん(プロフ) - すっごい感動しました(T_T)ほかの小説も読ませていただいています^^*おかげで最近なみだもろいです(笑)夢小説でガチ泣きする痛い私ですが、応援してますので頑張ってください♪ (2016年8月20日 0時) (レス) id: 265ecc2e05 (このIDを非表示/違反報告)
青☆京(プロフ) - とても感動しましたー(´;ω;)こんな素敵な作品書いてくださって感謝です! (2016年2月25日 21時) (レス) id: ddf5587bc9 (このIDを非表示/違反報告)
詩 - 黄瀬ェ…(;_;) お前も幸せになれよ←w 素敵な作品ありがとうございました! これからも頑張ってください! (2016年2月24日 22時) (レス) id: e4ec6b0681 (このIDを非表示/違反報告)
ユンシカ - うぁぁ……切なすぎる!!そして黄瀬くんカッコいい……黄瀬くんも幸せになれればいいな! (2015年9月28日 17時) (レス) id: 9cb78d64a3 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - サクサクさん» たくさんのコメント嬉しかったです!ありがとうございました^ ^ (2015年7月10日 21時) (レス) id: 13460b3430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2015年5月15日 20時