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長い1日が終わった。
僕は寮に居たくなくて植物園に来ている。
今日は色々あった。
仮面を貼り続けるのはもう嫌だ。
少しぐらい僕の本当を明かしてもいいんじゃ無いか。
「もしもし?、A先輩ですか?私はユウです!助けてください!」
電話口から聞こえたSOSに顔を盛大に歪めた。
『ふふふ♪どーしよっかな〜またね♪』
「えっ、ちょっと!」
なんで電話を切ったかと言われれば理由は1つ。
ユウちゃんは前の世界で【ツイステ】っていうゲームをしてたらしく、これから先の結末を知っていた。それを僕が喰べたからその記憶は今は僕の物。
つまり、今アズールがオバブロ化しているらしい。
そんな面倒な事に足を突っ込むなんて死んでも御免だね。
そう思いながら植物園をフラフラしていると声をかけられた。
「………おい。」
『あ?。………な〜んだ。レオナさんか。………』
レオナさんに対して低音ですごんでしまったのは不味かったかもしれない。
「A………。お前、何を隠してる?。」
疑う様な目で僕を見た。やっぱり気づかれるね。
『ふふふ………流石、レオナさん。気づくんだね。何だと思う?。当ててみなよ。無理だと思うけどね。』
するとレオナさんは目を見開いた。
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作者名:紅波 | 作成日時:2020年11月17日 20時