帝光学園魔法科レベル16 ページ18
あの事件から数日後のこと。
私は理事長に呼ばれて、特例でレベル5へ昇格になった。
テツヤは取り憑いて守護霊のような状態になっている。てっきり、体の中に溶け込むかと思いきや、主の半径3m以内に入ればいいとか。
「高梨さん。レベル5昇格おめでとう。」
「あ、ありがとうございます…」
柔らかい物腰で話してくれるが、私はやけに緊張していた。レベル5の昇格だけじゃないの!?なんか、聞かれるの!?
「…さて、君に聞きたいことがある。」
柔らかい笑みを浮かべていた理事長が急に真剣な顔つきになる。
「今まで君が付けていたネックレスは誰からのプレゼントか?」
「父と母からです。」
質問されるという読みは当たっていたが、なんでネックレス…?
「次だ、ケルベロスのとどめを刺した技は『ザキ』か?」
この時のことを私は覚えておらず黙ってしまった。そしたら、代わりにテツヤが話してくれた。
「Aさんは覚えていないので僕が答えます。『ザキ』でした。ただ、あの時はフルパワーだったからできたので普段はできません。」
「テツヤ君かな?ありがとう。では最後。
君の名字は本当に高梨かい?」
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☆ゆりな☆(プロフ) - めちゃくちゃ面白いですね!!←続き楽しみにしてます!!笑 (2015年11月1日 15時) (レス) id: 4c4bd62bea (このIDを非表示/違反報告)
和凛 - そうなんですか!はい、宜しくお願いします。明日誕生日なんです。 (2015年8月18日 14時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
馨杜緋(プロフ) - 孤独姫wさん» 期待に応えられるよう頑張ります!コメントありがとうございます! (2015年8月13日 11時) (レス) id: 0f8375ab4b (このIDを非表示/違反報告)
馨杜緋(プロフ) - はるるさん» ファンタジー系私も好きです!期待に応えられるよう頑張ります! (2015年8月13日 11時) (レス) id: 0f8375ab4b (このIDを非表示/違反報告)
馨杜緋(プロフ) - 和凛さん» 皆課題とかすぐに終わらせちゃいそうなイメージですwハイ、頑張ります! (2015年8月13日 11時) (レス) id: 0f8375ab4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:馨杜緋 | 作成日時:2015年8月5日 18時