もし名作のあのキャラが鬼灯様なら話が進まない

かぐや姫【鬼灯様＝かぐや姫】 ページ10

昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。





おじいさんが山で竹を取っていたある日のことでした。





おじいさん
「おや？何か光ってる…なんじゃろう…？」





おじいさんが不思議に思い近づいて見るとピカピカと光る竹がありました。





おじいさん
「これはすごい…！おばあさんにも見せてあげよう！」





そう思いおじいさんが竹を切ると中から小さな女の子が出てきました。





鬼灯様かぐや姫
「…ん？この竹を切ったのはあなたですか？」





おじいさん
「あ、ああ…そうじゃよ。なんと可愛らしい女の子じゃ。わしの家で育ててあげるから心配しなくていいぞ」





鬼灯様かぐや姫
「あ、いえ結構です。数年後に月から使者が私を迎えにくるのでご心配なく。それに貴方私を連れて帰るって、誘拐するつもりですか？」





おじいさん
「…月から使者…じゃと？わしは誘拐するつもりなんてないんじゃが…」





鬼灯様かぐや姫
「(ああ、めんどくさい人ですね…)貴方は疲れているんですよ。大体竹から人が出てくるわけないじゃないですか。ほら、早く家に帰って休みなさい」





おじいさん
「そ、そうか。わしは疲れてるんじゃな。分かった。家に帰って今日は休むとしよう」





そう言っておじいさんは数本の竹を持って山を降りて行きましたとさ。


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