7日目 ページ8
チョロ松side
今日は転校初日を乗り切った
僕と一松は2組だ
チョロ松(たぶんこんな時期、しかも金曜に転校生来るなんて誰も考えないよなぁ)
チョロ松はそんなことを考えながらが家路に着いた
横には同じ顔が左右合わせて5人……
チョロ松(6つ子ってすごいな)
家に着いた途端僕達は会議を開いた
おそ松「えー、皆さん お疲れ様でした」
おそ松兄さんは楽しそうに話す
何かいいことでもあったかのように
おそ松「なんと、ここで兄ちゃんから重大発表があります」
その場にいた全員が真剣に話を聞いている
学校に行って帰ってきたばかりなのに楽しそうに話すおそ松
その理由はこれしか考えられない
チョロ松「まさか"王"を見つけたとか……」
おそ松ﾆｼｼｯ「そのまさか」
驚いた
チョロ松「まさかこのクソ松が見つけるなんて」
おそ松「おい、チョロ松心の声が漏れてるぞ」
十四松「ねぇねぇ王様ってどんな人？やきうするかなぁ」
十四松は楽しそうにそう話す
おそ松から帰ってきた応えはとても意外なものだった
〜夜〜
そして現在王様を路地裏で挟み撃ちしている
もう逃げられないだろう
そんな余裕があったからか、一瞬の隙をつかれ逃げられてしまった
僕達は王様のあとを追いかけながらこんな会話をした
カラ松「なぁおそ松 本当にあの時の女の子が"王"なのか？」
おそ松「んー、恐らくな」
そう言うとおそ松は笑った
きっと"王"の正体がその女の子だとしたら、
きっと僕達には勝てない……
"王"が逃げた先は港だった
『まずは自己紹介してほしいなぁ』
そうつぶやく声が聞こえた
チョロ松はそのつぶやきに応えることにした
チョロ松「あーごめんごめん」
そう言いながら6人全員が"王"に1歩1歩近づいていく
チョロ松「僕はチョロ松 よろしく王様」
そう言って説明を続けた
チョロ松「えっーと、まず紹介だけど、右からおそ松 カラ松 一松 十四松 トド松」
そう言うと僕は王様の方を向いた
そして驚いた
そいつが楽しそうに笑っていることに
その笑みにはただならぬ殺気が含まれていた
「きっと僕達には勝てない」そんな甘い考えを捨て、本気でやることを決意した瞬間だった
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作者名：くろねこ^._.^ | 作成日時：2018年11月10日 1時
