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6日目 ページ7

〜夜〜

『……弱い これじゃほとんど昨日と同じ』

夜の闇に1人佇み、呟いた

その周りには10名ほどの人間が倒れ込んでいた

ちょうど今日は金曜日

⦅明日は休みだし、どっかに獲物いないかなぁ⦆


Aはそんなことを考えながら、夜の静かな街を1人徘徊した

いや、今は"王"と呼んだ方がいいのかもしれない



木々の葉が紅や黄色に染まる季節

さすがにパーカー1枚とジーンズでは肌寒い


⦅この格好が動きやすいけど冬はきついんだよね まぁ、喧嘩し出せば関係ないけど⦆


そこで1つの疑問が頭によぎった


なぜあの2人はこんな時期に転校を……

確か理由があるとか


『聞いておけばよかった』

そう呟きながら私は路地裏へと入っていった

考え事をするならここがいいと感じたのだ


しかしその判断は間違いだったようだ

後悔してももう遅い

Aの行く手は数人によって阻まれていた


???「どもどもー えぇっと王様、で当ってるよね」


『……』

今考え事してたのになぁ


『そうだけど、そっちは?』


???「はいはいはーい!僕、松野 十四松!ねぇねぇ王様!やきうしよ!やきう」

十四松と名乗った男は、ちょっと変わっているようだ

十四松「あ、ちなみにボールは王様だよ!!」

訂正、かなり変わってる


⦅ん、アレ?松野って転校生と同じ苗字……⦆


とりあえずできるだけ広くて人目のない所に行こう


そう決めたあとは簡単だ、逃げるが勝ち



Aはやっとの思いで隙をつき、港へと逃げ込んだ

港には灯があまりなく、ほとんど真っ暗だ

相手は6人だった

顔は見えなかったが、松野という苗字が妙に引っかかる


『まずは自己紹介してほしいなぁ』

そう呟くと

もうすぐそこに相手は追いついてきていることに気付いた

⦅おぉ、追いつくの早いなぁ⦆

Aは人だかりの中を走ってここまでたどり着いた

追いつけてももう少し時間はかかると思っていたのだ

そこで1人が口を開いた

???「あー、ごめんごめん」

そう言うと6人の同じ顔が数少ない中の1つの灯により照らされた

そこには転校生のおそ松と青パーカーがいた

???「僕はチョロ松 よろしく王様」

チョロ松と名乗った男はそう言うと説明をし始めた


チョロ松「えっーと、まず紹介だけど、右からおそ松 カラ松 チョロ松 一松 十四松 トド松」


Aは驚いた

『まさか、今日殺り会えるなんて』


Aは笑わずにいられなかった

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設定タグ:おそ松さん , 喧嘩松   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:くろねこ^._.^ | 作成日時:2018年11月10日 1時

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