今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:655 hit
小|中|大
1日目 ページ2
その日はいつもと同じ
何も変わらない
これからもずっと……
ただ私は期待に応えていればいい
そうしていればいつか褒めてくれるはず
例え"本当"の私を見てくれなくても
"本当"に気づいて欲しいだなんて絶対に言えない
そんな思いをAは心の奥底で抱きながら、誰にも語ることは無かった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
キーンコーンカーンコーン
周りは楽しそうに話している生徒でいっぱい
賑わう教室のなかAは1人机を眺め
⦅早く夜にならないかな⦆
などと考えていた
ガラガラッ
教室のドアが開く音がし、担任が入ってきた
しかし、生徒達は楽しそうに話し続けている
担任「静かに」
それでも静かになることはない
担任「今日は転校生が2人このクラスにくる。自己紹介をしてもらうから、静かに聞くように」
すると、教室には同じ顔をした2人の男子生徒が入ってきた
−それは、Aにとっていつもの退屈な日常を180度変える出会いだった−
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くろねこ^._.^ | 作成日時:2018年11月10日 1時