【銀魂】銀魂彼氏に○○STORY【短編集】

殺されたフリしてみた【沖田総悟】 ページ24

「もう逃げられねぇぜ」


真選組の花(自称)、女隊士A…絶体絶命なんですけど。



まぁ、アレだ。攘夷浪士に囲まれてるなう。




と言っても演技なのだが。




土方さん提案の、コレ。

隊士達の、仲間がピンチの時の反応を見るらしい。



『あ、あの…ほんとっこんなことしてたら…土方さんとか来ちゃいますよ？いいんですか？殺されちゃいますけど？』

精一杯演技。


「いや、今ここにいるのはテメェだけだしな。それに、呼ばせねぇよ」


て。誰か早く来いよ！



「さぁさぁ、俺らの仲間殺した真選組さんよぉ……責任とってもらおうか？」


『____っ』


斬りかかる浪士たち。


はは、あっけない人生だったわ…



最後に彼氏の優しい顔、見たかったなぁ__
なんて、私って意外に乙女…


なんて妄想してたら。



目の前の血しぶき。




『んっ？…………』



「テメェら…コイツのこと傷つけていいのは俺だけでぃ」

『いやっ、アンタも傷つけていい訳じゃないからね！？』



そこには、優しい顔の……いいえ、

人殺しの顔した彼氏がいました。

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