【銀魂】銀魂彼氏に○○STORY【短編集】

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てっきり、ノリノリで痛めつけてくるのかと思って覚悟してた…のに…


私の手を縛る総悟の指は、震えてるし、顔は真っ赤だし…

あと、ゆるっゆるで結べてない。


『そ、総悟…大丈夫？』

「っ！？何言ってんでぃ！テメェが縛れってっ…！」

『いや…総悟が縛りたいのに我慢してるのかなーって……』

「は、はぁっ……？？」

　
いつになく真っ赤になった総悟と、『？？？』状態の私…。


一時休戦しました。

ーーーーーーーー

私をメイド服から浴衣に着替えさせた後、総悟が、力なく話し始めた。


「俺は…テメェのことは大事にしたいんでぃ……
あーーーもう何言わせてんだ死ね聞かなかったことに出きねーなら死んでくれたほうがマシだ」


縁起でもないことを言ってくれるな…



『そーご…』


布団に突っ伏す総悟の隣に寝転がる。


『ありがとー』


総悟がこっちを見る。


『優しいサド王子が彼氏で幸せです』


「ばーか」

　

二人共赤くなって、ドキドキが止まらないや。


今夜は眠れないな。

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