異世界きたけど身の危険を感じます。

遊 ページ17

まぁ、結果的に行くことになった遊園地

『あ、いいですよ』

という軽い返事から始まったこの時間はどんな風になるのだろう。

今日は幹部とのデート(笑)なのでちゃんとした服を着ていかないといけない
ここはシンプルにジーパン&白いブラウスで
歩きやすいようにスニーカーも


ピーンポーン

ちょうどきたか
あ、家、というか衣食住は提供してもらってる

マフィアは人手不足だから私がすぐに補佐に選ばれたのもそのせい

『幹部、おはようございます』
中原「嗚呼」


チケットは姐さんに貰ったとか


車に乗りながらこんなことを言われる

中原「今日はオフだ、幹部呼びはやめろ」

『じゃぁ、中原さんで。」

一瞬不服そうな顔をしたが、微笑み返してやった

呼び捨てか下の名前で呼べなんて言わせない

やっと着いた

中原「何からする」

『んー、ジェットコースターで！』

中原「はっ、いいじゃねぇか」

数分後

中原「う、うぇ
おい、聞いてねぇぞ、こんなに激しいなんて•••」

『ブッッフォォオwww
シャ、写メっとこww
た、太宰さんにwwww』

中原「てんめぇ、それだけはやめろ•••」

『重力遣いが重力に遣われてるw』

中原「うるっせぇよ！あんな、あんな•••」

『あんなに激しくて余裕がなくなるとは思いませんでした？』

中原「あ、嗚呼•••」

疲れて膝をついているため、幹部に上目遣いされている

『そんなに、目が潤んで•••
ほら、まだ体力あるでしょう？遊びましょう？』

中原「も、もう無理ぃい！」


断言しよう。これは只のバイトと上司の会話である

決して破廉恥は内容の会話では無い。


『じゃぁ、次はお土産でも見ますか？』

中原「嗚呼、、、」


〜お土産屋さんにて〜

『姐さんにはお茶に合いそうな饅頭で
エリスちゃんにはこのドレスとアクセサリー、
あとはケェキで』

中原「せっかくだから首領にも、、、」

『じゃぁ、首領にはエリスちゃんの喜ぶ姿とドレス姿を見る権利で』

中原「ハッ それが一番喜びそうなもんだな」


『あ、あとこれ、ストラップ
私からのプレゼントです、

今日は誘っていただいてありがとうございます』

中原「お、おう

お前は、、、」

『ん？私はこれ買いました〜』

そう言って見せて来たのは内臓に、顔のついたストラップ。


中原「お前、そういうのは疎いと思ってたが、、



そういうのは、お揃いで付けるだろ•••

幹部が少し拗ねたように言う。


『•••クスッ はい、そうですねっ！』

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