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その56 ページ27

『はぁ、はぁ...』


全力で走ったためか、息が切れている

呼吸を整えるために、あと少しの間は歩くことにした

何かあったときに体力が無いと困るし

そのとき...


「うっ...」


アーヤのうめき声が聞こえた

今すぐに飛び出して助けに行きたかったが、一度様子をうかがうことにした

陰からそっとのぞくと、菜穂がアーヤを蹴っているのが見えた


菜「調子乗ってるのが悪いんだよ。なに篠田ちゃんとかKZのメンバーと馴れ馴れしくしてんの」


すると周りの子からも同情の声が上がる

私は急に怖くなった

前の世界で、同じような経験をしたから

だからアーヤの痛みがよく分かる

もう...何かもを諦めてしまいそうになる...

アーヤも今きっと同じ気持ちなんだ

誰にも助けてもらえない...助けを求めるのが怖い

なら、私から行かないと

でも...足が動かない

金縛りにあったみたいな...


砂「わー...あれヤバくね?」


上から声がした

見上げると、私のすぐ真後ろに砂原が立っていた


砂「あれ、リンチだよな?」


砂原は助ける気配も無く、ただ私に話しかけている


『うん...』

砂「助けねぇの?」

『助けたい...けど、怖い』

砂「なんで?お前なら武田のことだって止められるだろ?」

『......トラウマなの』

『私もアーヤと同じ経験をしたから....怖いの』

砂「...なら尚更じゃね?」

『...ん。分かってる』


でも...やっぱり怖い

今助けたら私も蹴られたりするかも知れないし、それが無くても学校で一人になるかも知れない

そんなとき、砂原がこう言った


砂「手伝ってやろっか?」

『!?』


予想もしていない事を言われたので、驚いて砂原の方を見る

すると目が合った

砂原の目は、怒りを含んだ目をしていた

...あぁ、そうか

砂原は最初から助けるつもりだったんだ

でも、私がどう動くか見ていたんだ

これは、私と菜穂たちの問題だから

ここまで理解すれば、私の答えは一つだった


『うん。お願い』


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

勉強が進まないので、気晴らしに更新

書き方を少し変えました。これで読みやすくなったかな...?

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願叶(プロフ) - 吹雪姫さん» コメントありがとうございます。高評価まで...!ホントにありがとうです! (7月27日 22時) (レス) id: a59083d6d5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪姫 - こんにちは!吹雪姫です♪面白いですし、気に入りました!高評価します! (7月27日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:願叶 | 作成日時:2019年7月19日 22時

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