私の親は歌い手で、友達だった【歌い手】

19day ページ22

はい

時は過ぎてゆき、
今は中1
そして、試験前です

...勉強つらたん
難しいよぉぉぉぉぉ！

『にいー！勉強教えて！！』

にいに向かってーーータックル！

天月「ゴフッ...勉強ー別にいいけど、どこ？」

(￣ω￣;)ｴｰﾄｫ...

『数学。』(・ω＜)★

天月「...」

え、なんか無言でスマホ構ってんだけど
なに？調べちゃうの？
スマホを置いたかと思うと
下に降りていく
いってらっしゃーい
めんどくさいから追いかけたりなんかしないよ？

しばらく教科書を眺めていると
まふの声がした









え？なぜ？

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ｶﾞﾁｬｯ

坂田「七冷、数学が出来ないんだってな！」

『...はあ、』

浦田「いや、お前も出来ねぇだろ。」

そら「翔太に頼まれて来た。」

？

『にいに？』

まふ「分かんないから教えてくれって。」

あのにいが？
勉強が分からない、だと？

天月「"七冷が"が抜けてるんだけど。」

あ、ですよねー
分かってましたー

『なんで呼んだの？』

天月「いや、前から思ってたんだけどさ、教えるの下手くそって。」

...まあ、上手とは言えない教え方だったね

天月「だから、僕はそらるだけ呼んだはず。なんだけど？」

まふ「そらるさんが行くって言うから。」

坂田「勉強出来ないのをからかいに。」

浦田「こいつの監視に。」

うんうん
ようはくっついて来たんだね

『とりあえず、邪魔はしないでよ？』

ま坂浦「はーい。」

『よし、そーらさん教えて！』

そら「はいはい。で、どこから？」

『んー、全部かな？』

そら「...」

『ん？そーらさーん？』

そら ( '-' )ノ)`∀' )ベシ

頭叩かれた...
もっと悪くなるじゃないか！

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