【WT】唯我尊に生まれましたけども2【出水寄り】 (ページ30)

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数日に渡ったA級ランク戦は無事太刀川隊1位維持の結果で幕を閉じた。

そして、僕も華々しい？デビューを遂げた初戦以降も、ガンガン点を取ったり防衛したり、味方の無傷記録も更新した。

やり甲斐がある。

戦闘狂な太刀川さんには、サポートとか余計なお世話ですかね？と事前に確認しておいたが、怪我しなきゃもっと暴れられるからオッケーなんだそう。

ここで、僕のトリガーチップについて説明したい…この、努力の結晶……。

まず、レイガストとスラスターを、１つのチップにしたのだ。
チート？違う、テクノロジーだ。

そのかわり、ブレードの形状、強度、スラスターの勢い、全て自分でトリオンをコントロールして調節しなければならない。
使いこなせる様になるまで何度も自滅した。
それをメインサブ両方にセット。
レイガスト２つ使いスタイルはやはり外せなかったし、２つで飛べば速度も倍増だ。調節の難しさは跳ね上がったが…。

そして、僕のトリオン量でごり押しすれば、相手をレイガストのシールドモードでぺしゃんこにする出力を出すこともできる。
…相手がトリオン体じゃなけりゃとんだスプラッタだ。

そして、メインの残りのチップにスコーピオンと、バイパー+レッドバレットを実現した。
バイパーの中に、レッドバレットを混ぜる。弾数も弾速も調節でき、更に、相手にレッドバレットが残っている可能性を考えさせることで、バイパーをシールドで防いだ上で、シールドを突き抜けるレッドバレットを警戒しなくてはいけないという二重苦のストレスを与えられる。

性格が悪い？戦略と言って欲しい。

サブの残りは、シールド…これも改造した。変幻自在で、透明。
シールドの張れる範囲も広げた。
自身の体を丸々包んだまま動くこともできるし、少し遠い味方にシールドを張る事もできる。
トリオン量により強度が変わるが、はい、正直これはチートだ。

出水先輩にギムレット撃ち込んでもらっても棒立ちで居れた。
トリオン量多いってしゅごい。ただし消費もしゅごい。

あとは、カメレオン…これは、『カメレオンを使っている間他のトリガーを使えない』という固定概念からの不意打ち用。
僕には鍛え抜いた体術がある。
姿を消したまま接近攻撃お手の物。

最後はアステロイド。

単純にメテオラと変えてみて使い心地をお試し中。

…以上！

……チートはテクノロジーとトリオンと鍛錬で作れる。僕はそう学んだ……。