検索窓
今日:7 hit、昨日:35 hit、合計:187,351 hit

日常その四十一 さっきのはカツアゲなんかじゃない ページ42

あ「相談し合える同士。


あたしは友情を知らなかったけど、これが友情なのかなって思ってた。


でも、そう思ってたのはあたしだけだったみたいね。


残念だわ、本当に。」



エ「魔法使って攻撃してきたくせにっ嘘つかないでよ!


エルはそんなの信じないっ!」



あ「信じなくてもいい。


あたしも、もう信じないから。」



エ「Aなんて、最初から本当の友達じゃなかったもん。


あんただって、どうせそうなんでしょ?


エルの事を影で笑ってたんでしょ。」



あ「・・・・・・違う。」



エ「嘘。」



あ「ハァ・・・


(わかってた。


友情なんてものがあたしにわかるはずがない。


あたしが味わえるものじゃない。)」



エ「エルはもう帰る。


これから二度と・・エルに近づかないで。」



エルビルナはそう吐き捨てて去って行った。


彼女は止める事も、エルビルナの背を見送る事もしなかった。



あ「チッ!」



彼女は痛烈な舌打ちをかます。


それはエルビルナに向けてではなく、自分に向けてのものだった。



蛇「自分ら、めっちゃしょーもない関係やなぁ。


せや、俺関係ないやんな、もう帰らせてもろてええ?」



あ「それはあたしが決める事じゃないわ。


決めるのは・・・」



?「そこの仮面の者!


A殿から離れろ!!」



蛇「・・・・・・煌の兵・・・・


ややこしい事になってしもうた・・。」



黒蛇はため息を吐き、頭を人差し指でポリポリとかく。



蛇「ここは逃げ」



あ「___るなんて考えんじゃないわよ。


あんたには建物崩壊した分のマネーを寄越して貰うんだからねぇ。」



彼女は兵たちに囲まれていた事を知っていた様だ。


黒蛇を見て意地悪く笑った。



蛇「ちょ、俺は建物破壊した覚えないっちゅうねん。


原因は自分の魔法やろ?」



黒蛇は呆れ顔で彼女に言った。



あ「・・・・・・


罪を認めやがれ蛇野郎!!」



蛇「なんでやねん!


年下から金巻き上げるとか何処の不良や。」



あ「え?あんた年下なの?」



蛇「そうやで。


・・・多分。


自分いくつ?」



あ「18よ。」



蛇「そやったら同い年やわ。


俺も18や。」



あ「へー。


・・・ってか、さっきのはカツアゲなんかじゃないわ。


おねだりよ!


・・・少し強引な。」

日常その四十二 かわいいものにはギュッてしたくなる→←日常その四十 昼ドラみたいなドロドロ物語



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (132 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
131人がお気に入り
設定タグ:マギ , ジュダル , 煌帝国   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にゃんにゃん子猫(プロフ) - 閃光の舞姫さん» ありがとうございます(笑) その約束はずっと後に・・・言い過ぎましたね。 楽しみにしておいてください♪ (2013年7月19日 20時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - 紅覇くんに主人公が「何でも言うこと聞く」と言ったやつh(殴  なんでもないですすみませんごめんなさい・・・・と、とっても面白いです!! (2013年7月19日 20時) (レス) id: 542b6c1a5a (このIDを非表示/違反報告)
練紅鈴 - は〜い(●・▽・●) (2013年7月13日 21時) (レス) id: 2b43f26b94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 四章が始まりました!是非読んで下さい( ´ ▽ ` ) (2013年7月13日 16時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 練紅鈴さん» 四章でのお楽しみです(=^ェ^=) (2013年7月13日 10時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にゃんにゃん子猫 | 作成日時:2013年6月15日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。