日常その十八 ワンモア ページ18
あ「いやっ、あんたさっき〈あぁ、飲める。〉つってたじゃん。」
ジュ「飲めねぇ。」
ジュダルはキリッとした顔で彼女に言った。
にっこりと嗤い、「どうしろと?」と小首を傾げる彼女。
ジュ「口移しで飲ませてくれ。」
あ「・・・ワンモア。」
ジュ「口移しで、飲ませて。」
ジュダルはさっきよりもゆっくり、はっきりと言葉を言った。
あ「・・・・・・ハッ、ご冗談を。」
ジュ「冗談じゃねーよ。」
あ「冗談もほどほどにね。
ジュダルくん★」
ジュ「ハァ・・・もう諦める。
だからその黒笑いやめろ。」
あ「よろしい。
はい、薬。」
そう言って彼女は薬をジュダルにポンッと渡した。
ジュ「へいへい。」
ジュダルは彼女から薬を受け取り、中身を出した。
ジュ「これ・・・何?」
ジュダルの手のひらには、黒くて丸い粒が5・6個転がっていた。
あ「そこら辺に居た下女に貰った。
〈風邪薬貰える?〉つったら愛想悪かったけど、貰えたよ。」
ジュ「お前相当嫌われてんな。
これ数年前まで使われてた薬だぞ?めちゃくちゃにげーんだよ〜。」
あ「へぇ、あたし嫌われてたんだぁ。
なんでだろ?」
ジュ「・・・俺とか紅炎たちとかと仲いいからじゃね?」
あ「いやぁ、人間の嫉妬って恐ろしいねぇ★」
ジュ「A目が笑ってねえぞ。
怖ぇからやめろ・・・」
ジュダルは口の端を引きつらせ、苦笑いで冷や汗をかく。
あ「まっ、新しいの貰いに行きましょ★」
彼女はスクッと立ち上がり、ペタペタとドアに向かう。
ジュ「おい、まさかそこら辺の下女たちを全員締めるんじゃないだろうな!」
あ「さぁ?」
ジュ「Aホント怖ぇから!その黒笑いもやめろ!」
あ「あははっ★」
ジュ「だから怖ぇって!」
END
いやぁ、変な終わり方でスイマセン(〜_〜;)
意味不なところがありましたが、スルーしておいて下さると助かります( ´ ▽ ` )
日常その十九 G→←日常その十七 寝てる奴に薬を飲ませるにはどうするのが最善かなーなぁんて・・・
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にゃんにゃん子猫(プロフ) - 閃光の舞姫さん» ありがとうございます(笑) その約束はずっと後に・・・言い過ぎましたね。 楽しみにしておいてください♪ (2013年7月19日 20時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - 紅覇くんに主人公が「何でも言うこと聞く」と言ったやつh(殴 なんでもないですすみませんごめんなさい・・・・と、とっても面白いです!! (2013年7月19日 20時) (レス) id: 542b6c1a5a (このIDを非表示/違反報告)
練紅鈴 - は〜い(●・▽・●) (2013年7月13日 21時) (レス) id: 2b43f26b94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 四章が始まりました!是非読んで下さい( ´ ▽ ` ) (2013年7月13日 16時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 練紅鈴さん» 四章でのお楽しみです(=^ェ^=) (2013年7月13日 10時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんにゃん子猫 | 作成日時:2013年6月15日 11時