日常その十一 一つ聞いていいか？ ページ11
炎「そうかそうか、わかった。
さて、本題に戻ろう。」
あ「・・・・あんた・・・・・・
・・・・・・やっぱりなんでもない。」
彼女は、紅炎が話をあしらった事を批判しようとしたが、本題を早く聞きたかったのとめんどくさかったのでやめた。
炎「本題の事だが・・・・・・・お前の“目的”を聞きたい。」
紅炎は彼女をじっと見つめた。
あ「目的？」
炎「あぁ、これからの考えでもいい。」
彼女は顎に片手を当て、考えるそぶりを見せる。
あ「んー・・・
まだわからないわ。」
炎「そうか・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・は？」
紅炎は彼女の予想外の返事に、突如間抜けな声をもらしてしまった。
炎「Aまさか、まさかとは思うが・・・・これから何をするか考えてないのか・・・？」
あ「えぇ、そうよ。
細かい事は全然、これっぽっちも決めてないわ。」
炎「A、お前は“マギ”なんだぞ？
それに、ジュダルに聞いたが、“特別な力”を持っているそうじゃないか。」
彼女は目をパチパチさせ、「それが何か？」と平然と言った。
紅炎は一瞬目を見開いたが、また彼女に質問を投げかける。
炎「・・・大まかには考えているのか？」
彼女は少し間を開け、「まぁね。」と曖昧に答えた。
炎「それを話してくれ。」
あ「＿＿＿嫌よ。」
彼女は紅炎が最後まで言葉を言い終わる前に、即答で断った。
さっきまで適当に答えていた彼女だったが、突然真剣な表情となりはっきり嫌と言い切ったのだ。
炎「教えられないほどの事を企んでいるのか？」
あ「企む？あたしが？
馬鹿言わないで、ただ単に言いたくないだけよ。」
炎「・・・・・
(わからない奴だ。
馬鹿をしたり、急に表情を一変させたりと・・・何が本当で何が嘘なのかわからん。)
ならば、一つ聞いていいか？」
あ「・・・・・わかったわ。
ある程度の事なら答えてあげる。」
日常その十二 お前は世界を救う事も滅ぼす事も出来る→←日常その十 あたしだって女らしい事の一つや二つや二百つできる
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にゃんにゃん子猫(プロフ) - 閃光の舞姫さん» ありがとうございます（笑） その約束はずっと後に・・・言い過ぎましたね。 楽しみにしておいてください♪ (2013年7月19日 20時) (
レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - 紅覇くんに主人公が「何でも言うこと聞く」と言ったやつｈ（殴 なんでもないですすみませんごめんなさい・・・・と、とっても面白いです！！ (2013年7月19日 20時) (レス) id: 542b6c1a5a (このIDを非表示/違反報告)
練紅鈴 - は〜い(●・▽・●） (2013年7月13日 21時) (レス) id: 2b43f26b94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 四章が始まりました！是非読んで下さい( ´ ▽ ` ) (2013年7月13日 16時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 練紅鈴さん» 四章でのお楽しみです(=^ェ^=) (2013年7月13日 10時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんにゃん子猫 | 作成日時：2013年6月15日 11時
