日常その二 息ができなくなるまで締め上げるだけ ページ2
あ「・・・ジュダルゥゥ!」
ジュ「あれはっ!たまたま見てただけで・・・」
あ「怪しい。
履け!じゃなくて、吐け!!」
彼女はジュダルの胸ぐらを掴んで激しく揺さぶる。
ブンッブンッ
ジュ「や、やめろっ・・・」
炎「A。」
あ「・・なぁに?」
止めようとした紅炎に、彼女はにっこりと黒い笑顔で応えた。
炎「・・・・・・建物は壊すんじゃないぞ。」
あ「わかってる。
息ができなくなるまで締め上げるだけだから★大丈夫だよ。」
ジュ「死ぬーーー!」
覇「自業自得だね〜〜」
明「葬式ぐらいはあげて差し上げますよ。」
紅覇はクスクスと笑い、紅明はジュダルに同情の視線を向ける。
ジュ「俺は食ってねーつってんだろ!!?」
あ「犯人は誰でもそう言うんだよ!」
玉「・・・・・・
Aちゃん!ま、待って!!!」
彼女はピタリとジュダルの胸ぐらを掴んでいた手を止めた。
玉「・・・私が・・食べたの・・・。」
『!!?』
炎「・・・本当か?紅玉。」
玉「はい、お兄様。」
覇「ここはジュダルくんに犠牲になってもらおうよ〜〜〜」
明「今なら、まだ間に合いますよ・・・?」
ジュ「なんてこと言ってんだ!!」
あ「・・・・・・桃、食べたの?」
玉「えぇ。
夜、散歩してたら少しお腹が減って、丁度いいところに美味しそうな桃が実っていたものだから・・・・
Aちゃんのだって知らなかったの・・・・・・ごめんなさい。」
紅玉は頭を下げた。
少しだけだが、体が震えている。
ジュ「死 刑だな!」
明・覇「神官殿/ジュダルくん!!」
ジュ「だってよぉ、俺は死 刑でババアは謝るだけなんておかしいだろ?」
あ「・・・・・・
そうね、死 刑ね。」
覇「A本気!?」
あ「紅玉、そんなに震えないで?
今すぐ・・・・・・
ここで飯作る担当してる奴締めてくるから。」
『・・・・・・・・・は?』
あ「だぁかぁらぁ、ここの飯担当を締めてくる。」
ジュ「なんで?」
あ「悪いから。」
ジュ「だからなんで!?」
あ「可愛い紅玉に小腹を空かせるなんて・・・!
コレは駄目だよね!うん。」
覇「勘弁してよ〜〜〜」
炎「ついて行けん・・・」
明「私はここで失礼させていただきます。」
あ「担当者どこ〜〜★」
玉「Aちゃんやめてっ!」
これが彼女、そしてその愉快な仲間達である。
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にゃんにゃん子猫(プロフ) - 閃光の舞姫さん» ありがとうございます(笑) その約束はずっと後に・・・言い過ぎましたね。 楽しみにしておいてください♪ (2013年7月19日 20時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - 紅覇くんに主人公が「何でも言うこと聞く」と言ったやつh(殴 なんでもないですすみませんごめんなさい・・・・と、とっても面白いです!! (2013年7月19日 20時) (レス) id: 542b6c1a5a (このIDを非表示/違反報告)
練紅鈴 - は〜い(●・▽・●) (2013年7月13日 21時) (レス) id: 2b43f26b94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 四章が始まりました!是非読んで下さい( ´ ▽ ` ) (2013年7月13日 16時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん子猫(プロフ) - 練紅鈴さん» 四章でのお楽しみです(=^ェ^=) (2013年7月13日 10時) (レス) id: a7231b0c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんにゃん子猫 | 作成日時:2013年6月15日 11時