あの日、あの屋上で

その後 ページ10

その後、おばあちゃんが呼んだ警察に親は連れていかれた。
そして私は、臨時で柚宇さんの家に引き取られる事になった。(雑ですみません。)


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『…』


今日も特にする事はないのでぼーっとしている。


国近親「ごめんね。毒子が…」


『大丈夫です…柚宇さんのお母さんには関係がない事なので…』


『そういえば、柚宇さんっていつも夜居ないですよね…なんでなんですか？』

なんとなく気になったので質問してみる。


国近親「あぁ。柚宇はね、ボーダーに入っているのよ。オペレーターだけどもね。」


『へぇ。凄いなぁ。』


ボーダーか。
入っても悪くは無いかな…
いつまでも国近さんね家に居候していても食費とか色々迷惑だし…今後の為の貯金とかもしておきたいし…


『私も入ろっかな…』


国近親「えぇ！？危険よ！？」


『でも、いくらなんでも国近さんの家に居候する訳にはいきませんし…食費だってかかるし…』


国近親「でも…」


『とりあえずまず応募って形で…審査通るか分かりませんし…』


国近親「まあ…本人がそこまで言うなら…毒子の件もあるし…」


『ありがとうございます！』



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『あの、書類貰ってきました。』


国近親「あら、そう！」


『ボールペン、借りても良いですか？』


国近親「あ、そうね！」


はいどうぞ。と気軽に貸してくれた。


書類の内容は主にこうだ。
1つ目に履歴書のような物、2つ目にボーダーの入隊を保護者が許可した確認書、その他諸々だ。

保護者は居ないので、代理で国近さんにハンコを押してもらう。


『出来た…』


次の入隊試験は偶然にも明後日らしく、少しドキリとした。


国近さんは、柚宇さんの入隊試験の時も同じような作業をしたらしく、「懐かしいわね〜」と言う事だそうだ。



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次回！ボーダー入隊試験！(のはず)

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