あの日、あの屋上で

親睦会 ページ5

『…こんなに止められたのって、初めてかも…』


少しそう思うと嬉しくなった。


ﾌﾞｰﾝﾌﾞｰﾝ
クズ親からの電話だ。

「ちょっとA!!今どこに居るのよ！勝手にほっつき歩いて!!早く帰ってきなさい！」

五月蝿いな。
あなた子供より頭のネジ落ちてるんじゃないの？

『はい。わかりました。』

【親に話す･話しかける時は敬語･又は尊敬語を使え】

クズ親のつまんなくてマジで必要性が全くない謎ブラックルールだ。
だが謎ルールに従わないと痛い目に会うので仕方のなく従っている。


･


･


家…

『ただいま帰りました。』

ﾊﾟｼｯ

左頬に痛みが走る。


親「勝手にほっつき歩いて!!何してたのよ！！」


『大変申し訳ございません。』


あなたが望んでいる事をしていたんですよ。


親「早く洗濯物畳みなさい！」


うわ。自分で洗濯物も畳めないんだ。
恥ずかしい親だな。


親「それに食器も宜しくね。」


あー、なんだよ。めんどくせぇ。
自分で食器くらい洗ってくんないかな。
私はあなたのメイドさんですかね？


親「早くしなさいよ！こんな事も出来ない訳？！」


あんたこそなんなんだよ。
子供パシリやがって。


『はい。わかりました。』


はぁ。本当に面倒臭い親。




･



･




『ふぅ…やっと指示されたもの終わった…』


時計を見るとあらまあ不思議。もう夜の10時を超えています。


『そうえば、あの人のLIN○追加しておこうかな…』


ポチポチとボタンを押す。


『出来た…』


親「Aー明後日におばあちゃんの家で親睦会あるから準備しといて、」


『分かりました。』


はぁ。おばあちゃんの家かぁ。
別に人前だとあいつは殴らないから良いんだけどねぇ…


さ、準備準備。






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最近文字数ギリギリよりもキリ重視になってきた。

変更→←どうせ私が1人死んだって地球は回るでしょ？

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