星 2 ページ48
良太郎「何してるの？」
愛理「あら良ちゃん。Aちゃんにゴミ捨て、手伝ってもらってたのよ」
良太郎「！そうなんだ‥。A、ありがとう」
貴方「ううん。私が勝手にしたことだから。」
私がそう言うと良太郎はふわりと笑った
ドクンドクンと胸が鳴る
なんだろう‥胸が苦しい。
良太郎「‥A？大丈夫？」
貴方「え‥？あ‥うん！大丈夫だよ！」
良太郎「そっか。あまり無理しないでね。」
貴方「うん！」
良太郎「あ、ねーさんお店の片付けは終わったよ。」
愛理「ありがとう。それじゃ、今日はもう上がって良いわよ。Aちゃんと走る約束してるんでしょ？」
良太郎「うん。そうするよ。A、行こう？」
貴方「うん！」
愛理「二人とも、気をつけるのよ。」
貴方「はーい！」
良太郎「うん、行ってきます」
愛理さんは微笑むとお店の中に入って行った。
貴方「走るっていったけど、良太郎体は大丈夫？」
良太郎「大丈夫。‥とは言えないかも。」
貴方「それじゃ、今日はランニングはやめて、ウォーキングっていうのはどう？無理はいけないし。ね？」
良太郎「そうだね。」
しばらくの間私たちの間に沈黙が流れ、二人の靴音だけが響く
貴方「星‥」
良太郎「え？」
貴方「良太郎は、星、すき？」
ふと聞いてみる
良太郎「‥うん。好きだよ。」
貴方「そっか。愛理さんも星、好きだよね。ほら、物事を星に例えて言ったりするし、カフェに立派な望遠鏡とか、星の本とかもあるし。」
良太郎「‥‥‥」
貴方「‥？良太郎‥？」
私、なんかまずいこと言っちゃったかな‥
良太郎「‥僕もねーさんも、桜井さんの影響で星を好きになったんだ。」
貴方「桜井さん‥？」
良太郎「うん‥ねーさんの婚約者‥だった人。」
貴方「‥！」
それから良太郎は、ポツリポツリと愛理さんの記憶のこと、桜井さんのこと、そして、"桜井侑斗”の事を話してくれた
貴方「‥‥そう‥だったんだ‥」
まさか愛理さんが記憶をなくしているなんて‥
良太郎「‥ごめん。こんな事‥」
貴方「ううん‥。話すの‥辛かったよね。私こそごめんね‥。話してくれてありがとう。」
良太郎「‥‥Aは‥もし‥自分が、何か大切な事を忘れてるとしたら‥。思い出したいって思う？」
貴方「え‥？」
なにか‥大切な事を忘れてるとしたら‥
その時頭の中で何か映像のようなものがフラッシュバックする
良太郎「‥あ、いや‥やっぱり、なんでも‥」
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零(プロフ) - ぽちょ汰さん» ご指摘ありがとうございます！確かにそうですね！すぐに訂正させてもらいました！ (2020年9月4日 6時) (
レス) id: b57a231f67 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - 実際に公式ではないですが、ファンの間でも「W良太郎」と言われてるので (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - こんにちは〜。 設定見てジークの表記が気になったので失礼します。 ジークの綴りはドイツ語で「sieg」になる為、表記するならウィングフォーム(Wing)の「W(名前)」の方がそれっぽくなると思います。 (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 | 作成日時：2020年8月31日 7時
