星 ページ47
ペガ「‥行ってらっしゃい。」
私が降りるとエタニティーライナーはその場を去っていく
ふと腕時計をみる
時刻は7時50分
約束していた時間まであと十分もある
貴方「ちょっとはやく来すぎたかな‥」
お店にはCLOSEと書かれた板?がかけてある
うーん‥これは‥入ってもいいんだろうか‥いやいやでも、明かりはついているけど、お店はとっくにしまってるんだし、関係者でもないし‥
まぁ‥あと十分だし‥外で待っていればいいか。
ふと夜空を見上げる
夜空にはたくさんの星が輝いており、その中で夏の大三角を見つける
あれがデネブでアルタイルにペガ
そういえば、侑斗に憑いてるイマジンの名前もデネブって言ってたな‥。
侑斗も星‥好きなのかな?それともたまたま?
そんな事を考えているとお店のドアが開く
愛理「あら?まぁ、Aちゃん?」
貴方「!あ、愛理さん。こんばんは。」
愛理「もしかして良ちゃん?」
貴方「はい。走りにいく約束をしていたので‥」
愛理「そうなの?もしかしてずっと外で待ってたの?お店の中で待っていて良かったのに‥」
貴方「お店閉まっちゃってたから、入っちゃいけないかなと思って。それに長時間待っていた訳ではないので、平気ですよ。」
私がそう言って笑うと愛理さんも柔らかく微笑む
愛理さんの手には大量のゴミ袋が握られていた
貴方「あの、よかったら手伝いますよ?」
愛理「あら、いいの?でも良ちゃんのお友達にこんな事手伝わせるわけには‥」
貴方「ふふっ、全然大丈夫ですよ?それに、そんなに沢山のゴミ、一人じゃ大変でしょう?」
愛理「Aちゃんは優しいのね。それじゃ、少しお手伝いしてもらっても良いかしら?」
貴方「もちろんです。」
私はゴミ袋をもち、愛理さんと一緒にゴミ捨て場に行く
愛理「ありがとう。助かったわ。」
貴方「何か手伝ってほしいことがあればいつでも手伝いますよ。」
愛理「ふふっ‥ありがとう。嬉しいわ。良ちゃんにAちゃんやハナちゃんのようなお友達が出来て。良太郎の幸運の星も巡ってきているって事かしらね。」
愛理さんはそう言って星空を見上げる
私もつられて見上げる
愛理「私はね、良ちゃんには幸せになってもらいたいの。」
貴方「私も、良太郎が幸せだったら嬉しいです。」
愛理「Aちゃんみたいな人が良ちゃんのお嫁に来てくれたら、嬉しいわね。」
貴方「‥!」
愛理「ふふっ‥」
良太郎「何してるの?」
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零(プロフ) - ぽちょ汰さん» ご指摘ありがとうございます!確かにそうですね!すぐに訂正させてもらいました! (2020年9月4日 6時) (レス) id: b57a231f67 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - 実際に公式ではないですが、ファンの間でも「W良太郎」と言われてるので (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - こんにちは〜。 設定見てジークの表記が気になったので失礼します。 ジークの綴りはドイツ語で「sieg」になる為、表記するならウィングフォーム(Wing)の「W(名前)」の方がそれっぽくなると思います。 (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2020年8月31日 7時