二人きりの帰り道 ページ34
良太郎side
貴方「あ、良太郎まって！」
良太郎「‥？」
貴方「あの‥えっと‥もう暗いし、送ってくよ？」
良太郎「え？‥大丈夫だよ？それにそういうのは男の役目で‥」
正直嬉しかった。送ってもらえるということより一緒に帰れるということが嬉しかった
だけど彼女は女性で僕は男だ。
送ってもらうわけには‥。
貴方「‥いや‥かな？」
彼女は上目遣いで僕を見てくる
良太郎「っーー/////嫌じゃ‥ない‥/////」
貴方「よかった！！」
僕がそう言うと、Aは、ぱぁぁっと満面の笑みを浮かべる
可愛い‥。
貴方「それじゃぁいこ！」
良太郎「う、うん。でもなんで急に‥？」
貴方「話したい事あったんだー！」
良太郎「話したい事？」
貴方「うん！今日ね、スーパーでね！」
Aはそう言って歩きながら今日あったことを話してくれた。
良太郎「A、侑斗に会ったんだ‥。」
貴方「うん！‥ねぇ良太郎」
良太郎「‥？」
不意に名前を呼ばれ、トクンと胸が鳴る
貴方「ありがとね。」
良太郎「え‥？」
貴方「もしも今日、良太郎が自転車で突っ込んで来なかったら、私はみんなに出会えてなかったかもしれないでしょ？‥だから、ありがと。」
そう言ってAは綺麗な笑みを浮かべる
良太郎「‥！/////」
僕はその笑顔に吸い込まれる
貴方「‥？良太郎？大丈夫？」
良太郎「‥‥ぁ。う、うん‥/////」
貴方「顔赤いけど‥無理しないでね？」
良太郎「うん‥。」
そして話していたせいか、あっという間にミルクディッパーについてしまった。
貴方「あ‥もう、着いちゃった。」
そんなことを言われたら期待してしまう‥。
良太郎「‥A、送ってくれてありがとう。」
貴方「うん！あ、ねぇ。明日、ここにコーヒー飲みに来てもいい？」
良太郎「うん。もちろん。ねーさんも喜ぶと思うよ。」
貴方「良太郎のおねーさんと仲良くなれたらいいな。それじゃ、また明日ね！」
Aがそう言うと同時に、エタニティーライナーが来る
良太郎「またね。A」
僕がそう言うとAはエタニティーライナーに乗り込み、走り去っていった。
僕はそれを見届けると今はもう閉店している店の中にはいる
良太郎「ねーさん、ただいま。」
愛理「あら良ちゃん。もう、こんな遅くまで何処いってたの？」
良太郎「ごめん‥。明日はちゃんと手伝うから。」
愛理「ご飯できてるわよ？」
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零(プロフ) - ぽちょ汰さん» ご指摘ありがとうございます！確かにそうですね！すぐに訂正させてもらいました！ (2020年9月4日 6時) (
レス) id: b57a231f67 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - 実際に公式ではないですが、ファンの間でも「W良太郎」と言われてるので (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - こんにちは〜。 設定見てジークの表記が気になったので失礼します。 ジークの綴りはドイツ語で「sieg」になる為、表記するならウィングフォーム(Wing)の「W(名前)」の方がそれっぽくなると思います。 (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 | 作成日時：2020年8月31日 7時
