記憶と過去 ページ23
貴方「それじゃ、私リュウタとお出かけ行ってくるね!お土産ちゃんと買ってくるから!」
リュウタ「バイバーイ!」
二人はそう言ってデンライナーを降り、出かけていった。
明るい二人が居なくなったからか、一気に静かになり
キン「ぐがぁ!」
キンタロスのいびきがいつもより響く
モモ「はっのんきにねやがって。」
モモタロスはそう言ってキンタロスを起こそうとする
良太郎「寝かせてやって。眠たいの我慢して起きてたと思うから。」
モモ「チッ‥」
ジーク「ふむ‥やはり我が姫が居ないとつまらないものだな‥。」
聞くなら今がチャンスかも知れない。
良太郎「ねぇ、ジーク。一つ聞きたいことがあるんだけど。」
ジーク「む?なんだ?良太郎。特別に聞いてやろう。」
ジークはそう言って優雅にコーヒーを飲む
良太郎「Aのお母さんのこと‥ジークならなにか知ってるんじゃないかと思って‥」
ジーク「‥‥。」
ジークはコーヒーを飲む手を止め、僕をみる
ハナ 「どういうこと?」
良太郎「さっき僕がAにお母さんのこと聞いた時、Aはお母さんは居ないって言ったの覚えてる?」
モモ「それがどうしたって言うんだよ」
良太郎「いや、なんで居ないのかなって。それにお母さんの事なんて初めて考えた、みたいな顔してたし。なんか引っかかって。」
ウラ「それは単純に病気とかで亡くなったとか、もしくは離婚‥とかじゃないの?」
オーナー「離婚などしてませんよ。」
ハナ「オーナー!」
モモ「毎度のごとく突然現れるなこのおっさん。。」
ウラ「離婚じゃないってことはやっぱり病気とか事故とかじゃない?」
オーナー「‥病気でも事故でもありませんよウラタロス君」
ウラ「えっ‥」
病気や事故で亡くなったわけでもなく、離婚したわけでもない‥。
良太郎「‥あの。それじゃ、なんで‥」
オーナー「‥良太郎君、私の妻は、特異点でした。」
良太郎「‥え」
ハナ「‥!」
良太郎「特異点‥」
オーナー「そうです。私の妻は、エタニティーライナーと銀色のパスを使って、イマジンと戦う特異点でした。」
ウラ「!それって、Aちゃんの‥」
オーナー「もう聞いたと思いますが、Aは生まれつき力を持っていて、そのせいで、幼い頃からイマジンに狙われていました。」
キンタロスの寝息だけが響く静かなデンライナーの車内の中、オーナーは話し始めた。
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零(プロフ) - ぽちょ汰さん» ご指摘ありがとうございます!確かにそうですね!すぐに訂正させてもらいました! (2020年9月4日 6時) (レス) id: b57a231f67 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - 実際に公式ではないですが、ファンの間でも「W良太郎」と言われてるので (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
ぽちょ汰(プロフ) - こんにちは〜。 設定見てジークの表記が気になったので失礼します。 ジークの綴りはドイツ語で「sieg」になる為、表記するならウィングフォーム(Wing)の「W(名前)」の方がそれっぽくなると思います。 (2020年9月3日 23時) (レス) id: d4f6c2ebfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2020年8月31日 7時