マニフェスト ページ26
「久しぶりですね、…滝澤さん」
「おお?覚えてくれたの!
おいちゃん光栄ですなァ」
「こちらこそです」
「ていうか、お仲間のヒナちゃんも
なんで捜査官とつるんでんだ?ウラギリかぁ?」
「此処に来るまでで会いました。
…利害の一致により、です」
「…彼にはまだ利用価値があるはず。
それよりもエントランスに戻ってラビット達の援護を…」
「それは、お兄さんが決めます_」
流石SS(〜)ルート。
一撃が重たいすねぇ。
「…っ」
「大丈夫です?」
「はい、庇ってくれてありがとうございます。
お……、Aさん」
「…いえいえ」
やっぱり、どこか、君も懐かしいんです。
…なんて、今はそれどころじゃありませんね。
「(ヘタしたら死ぬかもですねぇ)」
「ちゃんヒナこそ現場戻れよ!おほほほ」
「ゴミは俺が責任もって喰べさせて頂きます」
…いっとーを
「そんな風に呼ばないで欲しいですねぇ」
「おっほ!こっわ!」
「…うん、うんうん。更に強くなってんね。
上等って聞いたときはビックリですよお兄さん」
「…才能は不公平だなぁってさ!!」
一気に赫子が振り下ろされる。
「…ッ」
「Aさん!!」
「大丈夫です。それより、
いっとーを安全な場所へ」
「は、はい!」
私はね、命なんてどーでもいーんです。
自分の命も、他人の命も
喰種の命も、人間の命も。
でもね、クインクスの皆や
真戸じょーとーや有馬とくとーに鈴屋じゅんとくとー
くらもっさんや宇井とくとー、伊丙じょーとー
いっぱいの大切な人が死んじゃったら、悲しいです。
そして、貴方が死んでしまったら、
もっともっと、悲しいんです。
「こんな感情、初めてなんですよ」
忘れてるだけで、久しぶりなのかなぁ
うーん、わかんないや。
…でもね、だからこそ
「命に換えても、貴方を守ってみたいんです」
"あの人"に似ているからとかじゃなくて、
"貴方"を守りたい。
そしてこの感情の答えを知ってみたい。
「__"もう"、ひとりで戦わせない」
そう、決めたんです。
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Moe(プロフ) - 初めまして。ニーズとは課題ではないんですか?? (2018年7月24日 13時) (レス) id: 4a2e3bc602 (このIDを非表示/違反報告)
透夏(プロフ) - アイスゥさん» コメントありがとうございます!目次にも凝ったのでそう言って頂けて嬉しいです…!面白い物語になるように頑張りますので、今後ともこの作品をよろしくお願いします! (2018年1月4日 20時) (レス) id: 65a261933a (このIDを非表示/違反報告)
アイスゥ(プロフ) - 目次がかっこよすぎる…!センスに溢れてますね!内容もセンスに溢れてました!更新頑張ってください! (2018年1月4日 17時) (レス) id: c8d2aafd8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:透夏 | 作成日時:2017年12月19日 18時