依存相手に選ばれました.8【紫】

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桃s『私の場合は直接誘うけど、Aちゃんは無理そうだし…』

黄s『私達は何となく、お互いに察するけど…それじゃダメなのよね？』

「私からそういう雰囲気を作ったことがないから、作り方がわかんない…」

桃s『もう、そういう雰囲気になった時に気付かないふりをしないしかないんじゃない？
男だって気分の時とそうじゃない時ってあるじゃない』

「うん」

桃s『でも、気分にさせることは出来るでしょ？
さっき言ったみたいにいつもより、薄着にするとかボディタッチの回数増やすとか』

黄s『A達はこれ以上、ボディタッチの回数は増えないかもだけどw』

「確かにボディタッチは厳しいけど…薄着にするくらいなら出来る…かな」

黄s『あんたの部屋着、そこそこ薄着じゃなかったっけ？』

「…やろうと思えばもう少し薄着にできるんだけど…だいぶ際どくなる」

桃s『見えるか見えないかくらいがいいらしいから、際どくて正解よ
むしろ、そうじゃなきゃ意味が無い！
特にAちゃん達は！』

「ぅ…」

黄s『まぁ、結果報告は要らないからちょっとOKサイン出してみてあげたら？』

「が、頑張ってみる」

桃s『ねぇ』

「何？」

桃s『処女じゃないのよね？』

「…そ、うだね」

桃s『処女じゃないのに何を戸惑ってるの？』

「普段の雰囲気と違って…その、大人な雰囲気が全面に出るからドキドキしすぎちゃって…」

桃s『かっこいいでしょ？
何がダメなの？』

黄s『Aは恋愛初心者って扱いじゃないと説明できない時があるのよね
ちゃんと好きになったのがななもりさんだけらしいから』

桃s『あー…その他どうでもいい人と出来ても好きな人と出来ないことってあるよね』

黄s『好きな人との初めてって緊張半端ないもんね』

桃s『分かるわ
私も最初そうだった
まぁ、処女じゃないんだし腹括りなさい
女は度胸ってね』

黄s『好きな人とするのに腹括るって言い方もおかしいけどw』

桃s『確かにww』

「2人がすごく大人に見てる〜…」

黄s『ま、頑張んなさい
紬が入れないからこの話題は終わり！』

橙s『私のことは気にせず話していいよ〜』

桃s『男苦手だと、この手の話は入れないか』

黄s『こういう会話をまたする気がするw』

桃s『その時はAちゃんもアドバイス側かな』

橙s『まだまだ先の話だけど、心強いでーす…(´∇`)』


棒読み気味の返事に全員で笑って、この話題は終了した

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