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レオが帰る日。
私は、行かない。
泣きはらした目が少し痛い。
確か、レオは14:30の便で行くんだっけ？
あと一時間後。
何をする気力も沸かず、
ベッドでただぼうっとしていた。
その時、スマホが鳴った。
少しの期待を込めて開く。
泉【これからレオくん送ってくる】
『…泉か』
って、何を期待してるんだか。
ほんと、バカだな。
続けて鳴る受信音。
もしかして、と思い開く。
泉【アンタは何も言わなくていいの？】
また泉か。
ていうか、余計なお世話だし。
『未練タラタラじゃん、私』
そして、再びスマホの受信音が鳴った。
『また、泉？』
また泉だろうと開くと、
そこには待ち焦がれた二文字。
From.レオ
『え！？』
来るはずのない人からのメールに驚く。
下へスクロールすると、
たった三文字。
【好きだ。】
と書かれていた。
『…っ…！』
不器用なりの言葉。
私だって、伝えてないことがある。
急げばまだ、間に合う。
私は無我夢中で走った。
空港に着いたとき、
まず初めに見つけたのは、見知った銀髪。
『泉！』
泉「え、A！？」
『レオは！？』
泉「今、そこで乗るとこだけど…」
泉の指差す方向には、まさにこれから乗ろうとしているレオだった。
『レオ！』
ありったけの大声で叫んだ。
周りの人に見られるが気にしていられない。
レ「A！」
振り向いたあなたは、驚いた顔をしていた。
私からも伝えたいことは１つだけ。
『待ってるから！』
どれだけかかっても、
ずっとレオのことを待ってるから。
大きく見開かれた目。
でも、とても嬉しそうにしていた。
レ「必ず戻る！」
最後は大きく手を降って、一度も振り返らず
入っていった。
私も大好きだよ、レオ。
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咲那(プロフ) - いるあさん» コメント、本当に励みになります！ありがとうございます。 (2018年10月9日 17時) (
レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
いるあ(プロフ) - 完結おめでとうございます。毎日更新されてるか楽しみにしながら読んでました。 (2018年10月9日 8時) (レス) id: e948e94d21 (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - kuruさん» ありがとうございます！頑張ります(*^^*) (2018年10月8日 16時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - いつも楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張って下さい！更新楽しみにしてます(^^♪ (2018年10月8日 16時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - いるあさん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです！亀更新ですが、よろしくお願いします(*^^*) (2018年9月23日 0時) (レス) id: cb1c2406d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲那 | 作成日時：2018年9月15日 0時
