いろんな事件は知っている[KZ]-小説

ザ・占い屋の中 ページ10

彩side


そこにいたのは、あの超・有名な女優。

篠原(しのはら)あいかさんだったから。


真っ赤な唇に、透き通った瞳。白い肌に、高い鼻。

とても美人だ。


ザ・占い屋の中は、暗かったけど、蝋燭の光で、誰か分かった


あいかさんのまわりに、蝋燭が、円のように並んでて、机が置いてある。

そこにはタロットカードや丸いガラスみたいなもの(ビー玉のすごく大きいやつ)があった。

何て言うんだろ。


とりあえず私はあいかさんに近づいていった。


あいか「いらっしゃい。貴女、名前は？」

彩「あ、はい。立花彩です」


あいかさんはニッコリ笑って、自己紹介してくれた。

300円を机の上に置いて、あいかさんと向かいの椅子に座る。


あいか「彩ちゃんはとても可愛いわね。将来、いいお嫁さんになれそう！」


あいかさんがフフッと笑って言った。



彩「ありがとうございます！」




んん？可愛い？お嫁さん？！


彩「ええ？！ちょっと待って！可愛くはないです！」

あいか「アハハハハ！！面白い子ね。気に入ったわ」


う、うん？

あいか「彩ちゃんは何を占ってほしいの？」


うーん、ここから先どうなるか、かな？


あいか「いいわ。じゃあ、ちょっと待ってね」


あいかさんは丸いビー玉の大きいガラスを用意した。

そしてしばらく何かして、終わった←

あいかさんが驚いたヤバい顔で、私に結果を教えてくれた



あいか「彩ちゃんは………1週間以内に、1週間前から続いてる誘拐犯に殺されちゃうわ！」

誘拐殺人事件→←ザ・占い屋

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