帰り道 ページ45
彩side
秀明も終わり、今はフシギくんと帰ってるとこ。
今日は水曜日だから、ちゃんと警戒しておかないと。
しばらく沈黙の後、フシギくんが口を開いた。
フシギ「つけられてるな。」
え？！
前から、よくあったんだ。
あの時は何人か人数がいたから別れて作戦をしてたりしたけど、今は二人。
それに後ろからつけられてるなんて………
体がギクシャクしてしまう。
フシギ「ちょっと早く行くぞ。」
フシギくんの合図とともに、早歩きにする。
もし後ろの人物がXかZなら、そろそろ誘拐されるって合図？！
うぅ、怖いっ！
耳を済ませば、確かに足音が聞こえる。
いつか追い越されそうで怖い。
フシギ「家ついた。明日も迎えに行くからな。おやすみ。」
彩「お、おやすみ。」
フシギくんと別れてバッと中に入り、ドアを閉めた。
そして手を洗わず二階へ。
窓から玄関の方を見ると、そこには人影があった。175�僂�らいのがっしりとした体格だった。
こ、怖いっ！
あまりの恐怖で体が寒くなったのでお風呂に入った。
本当に怖いよ。トラウマになりそう。
それから私は予習復習もできず、そのままベッドに入り、目を閉じた。
彩「行ってきまーす」
鞄を持って玄関の扉を開けて、すぐフシギくんの横に行く。
周りからいろんな視線がグサグサ刺さる。
でもこの際、私には嫌ではなかった。
だって、いつもみたいに一人で目立たずにいると狙われる可能性大だもの。
みんなは調査、上手くいってるのかな？
私とフシギくん、特に何もしてないけどいいのかな？
などと考えているうちに、いつのまにか学校についていた。
教室の扉を開ける時、私は忍が学校に来ていないと思ってた。
だって、あの家の見張りをしろって、若武が言ってたから。
でも、忍は自分の席に座ってゲームをしてた。
もしかして、見張りを上杉くんに任せたつもりっ？！
忍の席に近づいていくと、忍は私に気づいた。
忍「立花、おはよ。」
私は忍が呑気におはようって言ってたから、ちょっと腹が立った。
あんた、見張りはいいの？！上杉くんに押し付けてないでしょーねっ？！
彩「忍、見張りは？上杉くんに押し付けてないよね？」
忍はキョトンとした後、元の顔に戻って話し始めた。
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NENE - かわちゃんさん» はい、やりましたね〜！ちょっと面白いツッコミも入れてみました！（笑）いいアイデア、ありがとう！ (2021年7月8日 7時) (
レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
NENE - ミルキーさん» はい、作者もそうと思います！←いや、そうするかも！読んで頂き、ありがとうございました！これからもどんどん続きます！ (2021年6月29日 18時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - 今お迎え読んでいるんですけどあいかさんか知り合いが誘拐犯かな？と思いました。 (2021年6月29日 10時) (レス) id: d8d29d2918 (このIDを非表示/違反報告)
かわちゃん - アハハ！やっぱり！若武言ってる！当たった、やった！ (2021年6月27日 10時) (レス) id: bd95cd5d96 (このIDを非表示/違反報告)
NENE - ええー！そうだったんですか？！なんか…嬉しい（笑）これからも宜しく！ (2021年6月26日 10時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NENE | 作成日時：2021年6月9日 20時
