いろんな事件は知っている[KZ]-小説

帰り ページ30

彩side


帰りのホームルームが終わって、皆が帰って行った。

私が席を立つと、翼が慌てて私のところに来た。


翼「皆が予定より早く終わったから、今日の休み時間、集合だって」


ん、分かったよ。



って、早っ？！

少ししか時間なかったのに！


フシギ「皆、立花の為なら、早いんだな」


そりゃあそうだよ、私はKZの一員なんだから！


フシギ「よし、立花、帰るぞ」


うん。


私は今日も願うよ、

目立ちませんように！ってね？


ーーーーーーーーーーーーーーーー

フシギくんと肩を並べて帰っている。

しばらく歩いていると、女子軍団が来た。


ゲッ！女子ってことは、痛い視線を向けられる！

しかも私、女子軍団、嫌いなんだよね。


女子1「えっ！ちょっと、あの人、フシギくんなんじゃない？」

女子2「どこ？………きゃぁ！本当だ！」


その女子軍団は、私をきつく睨みながら、フシギくんを囲んだ。


女子3「私達ぃ、フシギくんのファンなんです！握手してくださぁいぃ！」


ファ、ファン？！

フシギくん、有名人なの？！


フシギ「あぁ、ごめん、今は無理」

女子1「ええー！少しだけでもぉ！」


その子はフシギくんの腕に抱きついた。

フシギくん、とても嫌な顔してるな


フシギ「無理って言ったら無理なんだよ！」


フシギくんはその女の子の腕を払いのけた。

そして私の腕を引っ張って歩いて行った。

後ろから声がする。


女子3「何？あの子！いい子ぶるんじゃないわよ！」

女子2「あの女子、ちょームカつく！」


うぅ！やっぱり、女子って怖い！

私は抱いている疑問をフシギくんにぶつけてみた。


彩「フシギくんって、有名人なの？」

フシギ「え？俺のこと、知らないつもりでいた？」


う、うん


フシギ「えぇ、マジかよ。立花だけには知ってほしかったなぁ〜」


ご、ごめん

フシギくんは私の手を放し、空を見て、両手をポケットに突っ込んだ。


フシギ「俺、__________なんだよ？」

違うって！→←学校の悲劇

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す