いろんな事件は知っている[KZ]-小説

学校 ページ20

彩side


学校について、フシギくんと別れて、自分の教室に行った。

すると、飛び込んできた言葉は、


女子1「ねぇねぇ知ってる？今日さ、このクラスに転入生が来るんだって！」

女子2「あぁ知ってる知ってる！イケメンらしぃよ〜！見てないけど」

女子3「まじでぇ〜？早く見たい！」

女子1「友達になれるかなぁ？」


なれないよ、フシギくんはそんな性格じゃないもん。

あの性格からは、『俺、女あんま好きじゃねー』みたいだったもん。

あいかさんに無理やりって感じかなぁ

なんか、ごめんね。


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それからは自分の席につき、教科書を見て、勉強していた。

昨日はあの占いのことで、予習復習が頭に入らなかったんだ。

だから私は、誰からも話しかけるなオーラーを出した。

だって、勉強に集中したかったんだもん。


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それからは朝のホームルーム。そのときに、フシギくんが転入生として、教室に入ってきた。


改めて見ると、背高いね


フシギ「千野フシギだ。よろしく」


シーン


女子「キャーーーー！！」


うっ！これが、少女漫画であるやつか！

まぁ、私はKZのお陰で慣れてるけど。

先生「うーん、立花さんの隣が空いてるわね。そこに座って」


ゲッ！

う、うわぁ！

女子からの視線がグサグサ刺ささるよぉ！

これからフシギくんの隣の席でしばらく過ごすのかぁ

なんか………嫌な予感がするのは、私だけっ？！

わーん、どうしよっ？！

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