いろんな事件は知っている[KZ]-小説

千野フシギ ページ17

彩side


今気づいたけど、この人、浜田中の制服着てる………

ていうか………翼よりも美貌かも！

だって………私も惚れそうになったんだもの！

こわくなってきた………


？？「遅れた、俺は千野 フシギだ。よろしく」

彩「ヨ、ヨロシクネ」


カタコトな声になってしまったー！

えっと………フシギくんは足が早いから足の早さに合わせるのが大変だなっ


足の早さに気づいたのか、少しゆっくりになった。

ふぅ、助かった

っていうか………腕じゃなくて、手を繋いでるよ………////


彩「あ、あのぅ、手………」

フシギ「手？」


フシギくんは手の方を向いた

その瞬間、勢いよくバッと手を放した


フシギ「すまん！」


あ、いや、大丈夫です。

それより急がないと電車に乗り遅れちゃう………

フシギくんはスマホを出して時間を見ているのかな？

すると段々顔が青白くなっていった

え？えっ？何？


フシギ「やっっばー！急ぐぞ立花ーーー！！」


フシギくんが急に私の手を強く握りしめたからビックリした！

今、完全に私の顔、真っ赤だぁ


フシギ「しっかり掴まれよ？」


うん、大丈夫。




って、うわぁぁぁ！！

フシギくんが急に走り出した！

ってか足早っ？！

息、出来ないよぉ！


こう思っている内に、時間はどんどん減っていき、後3分で発車する頃。

ここから私が本気で走っても、5分はかかる！

フシギくんもてこづってるし！

ああー、どうしよぅ！


フシギ「ちょっと失礼するっ！」


えっ何？ってうわぁぁぁ！/////

お姫様抱っこ→←朝

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