水色少女 ページ14
臨弥視点
──────ねぇ、何してるの？
誰？？
──────質問を質問で返さないでよ
その声は目の前から聞こえた。みるとそこには水色の髪の女の子が立っている。誰だろう？？
臨弥｢君は誰？｣
雪｢私は雪。ここにずぅっといるんだぁ〜。あんたは？｣
臨弥｢臨弥、藍原臨弥......｣
雪｢オーケー、オーケー！りんりんね。で、君は何してるの？｣
雪ちゃんはキョトンと言う効果音が付き添うなくらい首を傾げて目をパチクリさせている。僕は正直に話した。今まで過去の夢を見ていたこと。助けてほしいと願ったこと。気がついたらここにたっていたこと。すると雪ちゃんは｢君はどうしたいの？？｣と聞いてきた。僕は少し間を明け、行きを大きく吸い
臨弥｢帰りたい｣
雪ちゃんは、ふむふむと言い、ひとつの扉を指差した。反対側には他の扉があり、二つともまとっている空気が違う扉だ。僕がポカンとしてると、説明を始めた
雪｢あっちは、夢から覚められる扉よ。絶対、潜るのはあの扉。そして、私から二メートル以上離れたら、決して私方をみてはいけないよ？？もう片方の扉に吸い込まれて、いつまでも帰れなく永遠のなが〜い眠りにつくことになるから♪｣
臨弥｢へ？あ、うん。君は？｣
雪｢私は、ここに来た人を導く仕事をしてるの。ここは抜けられないよ｣
雪ちゃんの顔は寂しそうに、悲しそうに呟いた。僕は、そっか。とたげいって、雪ちゃんに背中を向けて走り出した。光輝くきれいな扉を目指して───────扉を潜った僕は、雪ちゃんの方を向いた
臨弥｢雪ちゃん！！ありがと！｣
そう叫ぶと雪ちゃんはニコッと可愛らしい笑顔を浮かべて手を降ってくれた。そしてこういった。
雪｢これからあなたには、沢山の試練が待ち構えてると思うけど、生きたい。そう願えば進めるよ。頑張ってね。りんりん｣
その言葉を最後に、僕はそのまま気を失った。
ありがとう。雪ちゃん
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霧桜(プロフ) - 嘘つきアンナさん» あっあざーす！更新頑張ります！これからもお願いします！ (2016年6月10日 13時) (
レス) id: 513d5f37f3 (このIDを非表示/違反報告)
嘘つきアンナ - 更新きたーい!いいと思う! (2016年6月10日 12時) (レス) id: b493561bc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kill | 作成日時：2016年6月9日 18時
