24話 ページ28
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目を開くと、閉めていたカーテンの隙間からこぼれた薄い光が目に入る。まだ日は高く昇らず、山と山の間から顔を覗かせている。時刻は朝の5:30。まだ寝られると寝返りを打とうとすると、何やら右側に違和感がある。それも人の気配がした。
恐る恐る首を動かすと、そこには後数センチ程でぶつかりそうな程、近くにソフィアの寝顔があった。
「……んなっ!」
あまりビックリしたものだから、ソフィアと反対にある壁に後頭部を思い切り打ち付けてしまった。
そう言えば、いつ彼女はこの部屋に入ってきたのだろう?漸く落ち着いたサクヤは疑問に思い、昨日の事を思い出す。
全てを思い出し、やっと今の状況が理解できた。
「ソフィア、ソフィア、朝だよ?起きて。」
「ふえ?しゃ、しゃくやくん?」
彼女を揺すり起こしたものの、まだ寝ぼけていて舌が上手く回っていない。
それから暫くして彼女も今の状況が理解できた。途端に顔がリンゴのように真っ赤に染まる。
「え?な、ごめんなさいっ!勝手に寝ちゃって……その、本当にごめんなさい!」
ソフィアは真っ赤に染まった顔を隠すように両手で押さえ、走って部屋から出ていった。そしてすぐに向かい側のドアが勢い良く閉まる音が聞こえた。
「……変な娘」
***************
それからいつも通りに教室に行った。中に入ると、ソフィアは恥ずかしそうにラミアの後ろに隠れ、ラミアはニヤニヤしている。するとラミアはわざとらしく言った。
「あ〜!サクヤ、昨日は一晩中二人っきりだったけど、何してたの〜?」
「や、やめてよ!ラミアちゃんっ!サクヤ君に……」
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シャル♪黒猫大好き人間(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます!!私もこの表紙結構気に入ってるんです(笑)更新がんばりますのでこれからもよろしくお願いします(*`・ω-)ノ (2020年2月28日 23時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 表紙の蝶とか彼岸花とか凄く好きです!物語も、とても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年2月28日 21時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな♪(プロフ) - 月の芋さん» ひ、久しぶりのコメントっ……!(T-T)ありがとうございます!更新は遅い方ですが、これからもよろしくお願いします!(^∇^) (2019年8月29日 22時) (レス) id: 0214723abe (このIDを非表示/違反報告)
月の芋 - あぁ!!なんて面白い作品なんだぁぁ!あ、すみません(._. 面白くて好きです!応援してます。続き楽しみにしてます!(`・∀・´ (2019年8月29日 20時) (レス) id: de5541b525 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 今日から新しい時代が始まりました!今時代(?)こそ良いことが起こりますように!そして、この小説で一位をとってみたいなんて、贅沢を言ってみる(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年5月1日 3時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャル(如月唯奈) | 作成日時:2018年10月24日 1時