ステラ ページ44
視点→明星スバル
髪がキラキラしてて、
服もキラキラしてて、
見た目はそのまんま育ちの良い異国のお嬢さんって感じの子。
でも目は全くキラキラしてなかった。
どこか空虚で、真っ暗で、光を吸収してしまいそうなブラックホールの様な感じだった。
企み事をしている英智先輩のようなそれでもない、
なんというか、悪い子ではなさそうなんだけど、かと言っていい子っていいのかわからない。
本当によくわからない。あんな子初めてだ。
「──バルくん、ちょっといイ？」
「ん？どしたの夏目？」
「今日のレッスンA体調不良だから休むっテ。代わりに子兎ちゃんが入るかラTrickstarの皆に伝えといてネ」
「ありゃ、風邪かな？わかった、お大事にって言っといてね」
「そうするヨ」
それだけ言うと夏目は教室から出ていった。
それと入れ替わる様に丁度良くホッケ〜が入ってきた。
「あ、ホッケ〜…と、あとウッキ〜も！今日ミッキ〜休みだって！」
「薬袋がか？大丈夫なのか…？」
「夏目が体調不良って言ってたけど……」
夏目とミッキ〜って仲いいよね。黄色い子とも仲いいし、後輩には優しいのかな？
……あれ、でもミッキ〜っていつからウチに来たんだっけ…
二学期のはじめ辺りにあんずが新しくプロデュース科に来た子がいるとは聞いたことがあるんだけど…
「…ウッキ〜？……ウッキ〜！」
「えっ！？…な、何かな明星くん……？」
携帯を凝視していたウッキ〜が肩を跳ねさせる。
「…さっきの話聞いてた？」
「あ…ごめん、なんて？」
「ミッキ〜今日休みだって」
「そ、そうなんだ…」
「どうかしたの？」
「…ううんなんでもないよ。それよりも僕、先にレッスン室に行っておくね」
さっと携帯をポケットにしまってウッキ〜が教室を出た。
「明星、俺たちも行くぞ」
「あ、うん！ちょっと待って」
机の上にある教科書とノートを鞄に突っ込んで俺も教室を出ようとすると、ふと夏目の机の上にある夏目のものであろう鞄が目に入った。
あれ…？夏目、荷物持たないでどこに行ったんだろう…
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翔。(プロフ) - 好きです！！最高に面白いです！！エリートヒキニート最高！ (2019年1月20日 6時) (
レス) id: 63a2837fb8 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ♪咲那♪さん» わーいありがとうございます(^o^)/頑張ります！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: 4f2d8f4684 (このIDを非表示/違反報告)
♪咲那♪(プロフ) - おもしろくて続きが気になったのでこれからも更新頑張ってくださいね！ (2018年5月7日 22時) (レス) id: 282e7e9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2018年4月7日 1時
