スイミング4 ページ35
レッスン室に戻ると何故かTricksterだけになっていた。
月見里さんも夏目も宙君もつむぎ先輩も見当たらない。
「おかえり。1人で持たせて悪かったな。俺も一緒に行けたらよかったんだけど…」
「……あの」
「あぁ、Switchだったら俺らとは別の曲やるから海凛と一緒に別室に移ったぞ。で、お前には俺らのレッスン見て欲しいんだけど、いいか？」
凄い衣更先輩、私が聞きたいことだけじゃなくてどうすればいいかも教えてくれた。
でも問題は私レッスンのアドバイスとか何も出来ないことなんだよな。
夏目が『別にそういうスキルは要求しないから』って事務処理ばっかやってたからそっちは慣れてるけど。
「………えっと」
「あれ、どうしたのミッキ〜？」
今なんて？
「ん？
「スバルお前ちょっとそのあだ名はやばいぞ……」
「夢の国に閉じ込められそうだね…」
「ミッキーマ○スがどうかしたのか明星」
コントかな。
まあ仲が良さそうで何よりだ。そのまま4人でやっててくんないかな。
そう思っていたら今度は明星先輩が無言でこちらを見つめてきた。
なんなの本当に……
「いや、ミッキ〜の服のボタンキラキラだな〜と思って」
そのあだ名は確定なのだろうか。
ともあれ明星先輩が言ってるのは多分私のベストの事だろう。前の学校の時から愛用している金ボタンの付いたラペルドベストだ。
本当は学校指定のジャケットを着るべきなんだろうけど制服購入する際に間違えてメンズサイズのMを買ってしまったから丈が余って仕方ない。
しかもプロデュース科のレディースの制服は在庫が無いと来たもんだから作るのに時間がかかっているらしい。
まあ校則はそんなに厳しくないから冬になるまではこれで大丈夫だろうと着ている訳だけど。
「あ、近くで見ると凄い模様とか彫ってあるね！何か高級そう〜」
「後輩の女の子の体を凝視する変態にしか見えないよ明星くん……」
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翔。(プロフ) - 好きです！！最高に面白いです！！エリートヒキニート最高！ (2019年1月20日 6時) (
レス) id: 63a2837fb8 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ♪咲那♪さん» わーいありがとうございます(^o^)/頑張ります！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: 4f2d8f4684 (このIDを非表示/違反報告)
♪咲那♪(プロフ) - おもしろくて続きが気になったのでこれからも更新頑張ってくださいね！ (2018年5月7日 22時) (レス) id: 282e7e9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2018年4月7日 1時
