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「ごめんなさい。ちょっと記憶が欠落してるところがあって、みっくんたちのこと覚えてなくて。ずっと俊くんの後ろをくっついてた記憶はあるんですけど」



私はなぜか幼稚園から小学3年生辺りまでの記憶が所々抜けている。
所々なのがよく分からなくて、人間普通全部は覚えていられるわけがないから、大して追求はしていない。



「まあそういうこともあるわな。で、なぜ俺がそれを覚えてるかというと、俺は記憶能力が高いからなんだよ」



「じゃあガヤさんは?」



「俺は聴覚が鋭くて。どんな音も拾っちゃう。調子の良い時は他人の心の声も聞こえちゃう」



「他の奴らは後で教えるわ。ところで、Aと宮っちの能力の違いはあるの?」



「私のはふと聞こえてくるって感じで。喧騒の中で知ってる人の声が分かるのと同じ感じかな。特に困ってたり悩んでたりする人の声はよく聞こえる。でも俊くんとはある程度会話ができる」



「俺は他人の心に入り込んで知りたいことを聞けるって感じかな。Aは聞こえる、俺は聞ける、まあまあ違うよね」



私の母方の一族はそういう能力の人が出る血筋。
ちなみに私の母はなくて、私の妹もないので隔世遺伝だなんて言われた。
父は普通だからね。



「なるほどね。じゃあ事件に話を戻そう」



そうだよね。
まだ事件は解決していない。
金子さんが犯人ではないのは確かだけど、じゃあ真犯人は?となる。



「というかA、手慣れてる感じがするのはなぜ?」



ガヤさんの質問にはこう答えるしかない。



「警察の世話にはなったことないけど、まあ色々あるんです」



俊くんにも言ってないこともあるんです。
人間、社会で生きてたら揉め事に無関係じゃいられないからね。



「じゃあ俺たちも動いていい?」



「どうぞどうぞ」



「俺と俊は今から色々な人に話を訊いてみるから」



俊くんとガヤさんは会議室を出ていく。
みっくんはスマホを取り出した。



「もしもし玉?」



「何?ミツ」



玉ちゃんにかけているようだ。
ネットで調べてもらうのかな。
でも一個人がどこまで調べられるんだろう。
みっくんは事件の概要を説明している。



「じゃあまずは犯人の足取りが調べられるか見てみる。あとは運送会社や被害者周りを調べてみるよ」



「サンキュー」



続いてみっくんは。



「ニカ、今大丈夫か?」



「何、ミツ。事件?」



ニカちゃんにも同じような説明をする。



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , キスマイ   
作品ジャンル:タレント
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真衣 - はじめまして。いとこ同士って結婚出来ないと聞いた記憶があるのですが、出来るんでしょうか?PS昔(1996年頃)、少女漫画雑誌・りぼんでよく似た設定(探偵では無いですが。作者:池野恋先生 おしえて菜花)があったことを思い出しました。 (10月21日 19時) (レス) @page50 id: 29eac809bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユタカ2 | 作成日時:2023年3月15日 15時

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