舞祭組短編集 (ページ5)

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渉「熱は、下がったみたいだな。」

『うん。ねぇー!!渉？』

渉「なっ…何だよ。」

『明日、楽屋に…手作りのフルーツタルトを作って差し入れしてあげるね。』

渉「ってか。俺だけのためじゃねぇーだろ？」

『もちろん…キスマイのみんなにも迷惑かけちゃったから、そのお礼も入ってるかな？』

渉「楽屋に来てもいいけど…他のメンバーと仲良くするんじゃねぇーぞ。」

そして…熱も下がり、元気になった(人1)は、フルーツタルトを作り楽屋に行くと…

『こんにち...』

渉「健永。ニカ！お前ら、またやったな。」

健･高「よそ見してるワッターが悪いんだよ。」

宏「お前ら...止めろって!!」

太「A!!どうした？」

『えっ？あっ...風邪も治ったし、みんなに迷惑かけちゃったと思ったから、お礼に...フルーツタルトを作って、持ってきたんだけど...お取り込み中だった？』

健「ありがたく頂戴いたします。」

『ところで、どうしたの？』

宏「千賀と二階堂が、横尾さんの顔に...ペンで落書きしたんだよ。」

『そうだったんだ。あっ！私、そろそろ行かなきゃ。』

渉「もう行くのかよ。」

『ごめんね。百合香の買い物に付き合う約束しちゃってて...。私も渉と一緒にいたかったんだけど...』

渉「A。今度、お前の誕生日だろ？その時は、絶対に...風邪引くなよ。2人でお祝いしたいからさ。」

『分かった。楽しみにしてるね？』

楽屋のドアを開けてエレベーターを待っていると...